こんにちは!新入社員の平出です!
皆さん、Unityアプリ開発してますか!?アプリを作ってみたは良いけど、ログイン機能はサーバー連携が必要で、実装するのが面倒くさいなあと思っていないでしょうか?そうした、メンドクサさを省いてくれるサービスがあるんです!それがニフティクラウドmobile backendというクラウドサービスです。今回はニフティクラウドmobile backendを使ってAndroidアプリへログイン機能を組み込むサンプルアプリを作りました。こちらを用いて、チュートリアル形式でログイン機能の組み込みが体験できます!ぜひ、試してみてください!
ニフティクラウドmobile backendとは?
ニフティクラウドmobile backendとは、mBaaS(mobile backend as a Service)と呼ばれるクラウドサービスで、スマートフォンアプリでよく利用される汎用的な機能をクラウドから提供するサービスです。
クラウド上に用意された機能をAPIで呼び出すだけで利用できるので、サーバー開発・運用不要でよりリッチなバックエンド機能をアプリに実装することができます。 ここからはニフティクラウドmobile backendではなくmBaaSと呼ばせていただきます。Unity SDKも用意しており、Unityからも簡単に利用できます。
今回の概要
mBaaSの『会員管理機能』を利用してUnityアプリにログイン機能を実装したサンプルプロジェクトの紹介となります。
今回は以下4つの手順で進めて行きたいと思います。
- mBaaS会員登録とアプリ作成
- サンプルプロジェクトのダウンロード
- サンプルプロジェクトにAPIキーを設定
- 動作確認
尚、今回は下記内容にて動作確認をしています。
- Mac OS X 10.11.5(EI Capitan)
- Unity ver. 5.2.1f1
- MonoDevelop-Unity ver. 4.0.1
それでは、始めましょう!
1.mBaaS会員登録とアプリ作成
まずはmBaaSの会員登録を行いましょう。登録ができたらログインをすると下図のように「アプリの新規作成」画面が出るのでアプリを作成します。
アプリが作成されると下図のような画面になります。
この2種類のAPIキー(アプリケーションキーとクライアントキー)はXcodeで作成するiOSアプリにmBaaSを紐付けるために使用します。作成確認後に会員情報が保存される場所も確認しておきましょう。
2.サンプルプロジェクトのダウンロード
githubでボタンをクリックし、さらに
ボタンをクリックしてサンプルプロジェクトをダウンロードします。ダウンロードが終わったらフォルダを解凍して、UnityでLoginsigninシーンを開きます。
3.サンプルプロジェクトにAPIキーを設定
Loginsigninシーンの「NCMBSettings」をを開いて、先程mBaaSのダッシュボード上で確認したAPIキーを貼り付けます。
それぞれ「YOUR_NCMB_APPLICATION_KEY」と「YOUR_NCMB_CLIENT_KEY」の部分を書き換えます。この時、ダブルクォーテーション(")を消さないように注意してください!書き換え終えたら保存しておきましょう。
4.動作確認
いよいよ動作確認ですね!まずはUnity画面で上部真ん中の実行ボタン(三角の再生マーク)を押してシミュレーターを開きましょう。初回は「SignUp」ボタンをクリックして、会員登録を行います。
会員登録が成功するとログインされ、下図のような画面が表示されます。
※ログインに失敗した場合は画面にエラー内容が表示されます。万が一エラーが発生した場合は、こちらよりエラー内容を確認いただけます。
下図のように、mBaaS側に会員管理データが保存されたことを確認できたら、成功です!
会員管理は奥が深い!
mBaaSでは、会員管理機能として他にもユーザーのグループ分け機能(ロール機能)やアクセス権限管理機能(ACL機能)も提供しています。そのドキュメントもご用意していますので、そちらも併せてご活用ください!
最後までお読みいただきありがとうございました!