スマホアプリの開発が完了し、リリースに向けて申請を出す段階まで来ました。ここで闇雲に申請に進むのは待った方が良いでしょう。レビューで必ず落ちてしまいます。一呼吸おいて、申請前にチェックすべき内容を確認しましょう。
この記事では申請を出す前にチェックしたいWebサイトを紹介します。
- Android向け
- iOS向け
- iOS AppのApp Storeへの提出 - Apple Developer
- App Store Reviewガイドライン - Apple Developer
- Human Interface Guidelines - Human Interface Guidelines - Design - Apple Developer
- Legal - Copyright and Trademark Guidelines - Apple
- プロダクトページの作成 - App Store - Apple Developer
- Appのプライバシーに関する詳細情報 - App Store - Apple Developer
- デバイス機能の要件 - サポート - Apple Developer
- スクリーンショットの仕様 - App Store Connect ヘルプ
- まとめ
Android向け
かつてはiOS向けの審査は長く、Androidはほぼ自動で行われていると言われていました。しかし、昨今ではAndroid向けのレビューの方が長くかかるとすら言われています。各種情報をチェックし、レビューがスムーズに行われるようにしましょう。
アプリを公開する | Android デベロッパー | Android Developers
AndroidアプリをGoogle Playで公開する前にチェックしたいサイトです。Androidの場合、セキュリティを考慮しなければ自分のWebサイトでもアプリを配布できます。他にもAmazonアプリストアのようにサードパーティー製のストアもあります。上記サイトではGoogle Playを含め、サードパーティーでの公開する際の最低限の準備に関して書かれています。
リリースの準備 | Android デベロッパー | Android Developers
Google Playに特化した情報はこちらのサイトをチェックしてください。他のアプリストアと異なる点として、Android App Bundleを作成する点が挙げられるでしょう。このサイトでは全22項目について、確認すべき内容が列挙されています。
品質ガイドライン | Android デベロッパー | Android Developers
Androidアプリにおける品質ガイドラインがまとまっています。スマートフォンだけでなくタブレット、Wear OS、 TV アプリ、Auto アプリに関して、それぞれの基準が書かれていますので、必ず確認した方が良いでしょう。
iOS向け
iOS向けにリリースする際にはチェックすべき情報が多数あります。
iOS AppのApp Storeへの提出 - Apple Developer
ここではアプリを提出するまでのごく基本的な流れが書かれています。スマートフォンアプリだけでなくWidgetKitやwatchOS、tvOSなど様々なOS向けの提出方法について一覧されています。
App Store Reviewガイドライン - Apple Developer
レビューに際して確認すべきガイドラインになります。アプリ内課金の使い方、広告の表示方法、ユーザー操作に対するUIのあり方などが記載されています。この内容については実装前に確認する方がお勧めです。
Human Interface Guidelines - Human Interface Guidelines - Design - Apple Developer
アプリのUI、UXについて定義されているガイドラインです。iOSアプリがiOSアプリらしく動作するためにチェックしておくべきガイドラインです。ユーザーは多くのアプリに触れているため、1つのアプリだけトリッキーな動作を行うと混乱してしまいます。そうした混乱を防ぐためのガイドラインになります。
Legal - Copyright and Trademark Guidelines - Apple
Appleの商標および著作権使用に関するガイドラインです。アプリの中はもちろん、Webサイトでのロゴ表示などについて規定があります。iOSアプリの場合、Appleロゴなどを使いたくなる場合があるかも知れませんが、このガイドラインに沿った形で利用するようにしましょう。
プロダクトページの作成 - App Store - Apple Developer
アプリストア内でのプロダクトページに関する説明です。アプリ名やスクリーンショット、説明書きなど様々な情報についてどうあるべきかを説明しています。よりダウンロードを伸ばし、ユーザーの期待を裏切らないためにも適切なコンテンツ作成に努めましょう。
Appのプライバシーに関する詳細情報 - App Store - Apple Developer
アプリがどういった情報を端末およびユーザーから受け取っているのかを明記する際の情報です。アプリでは特にプライバシーについて注意する必要がありますので、レビュー前にチェックしましょう。
デバイス機能の要件 - サポート - Apple Developer
各デバイスで利用できる機能、APIについてリストが公開されています。新しいAPIなどを利用する際には、事前に動く端末と動かない端末を確認しておきましょう。
スクリーンショットの仕様 - App Store Connect ヘルプ
レビューに申請する際に必要なスクリーンショットに関する要件がまとまっています。iPhoneの中でも画面サイズに応じて必要なスクリーンショットのサイズが異なりますので注意してください。さらにiPadや別なデバイスも加わると、それだけ必要なスクリーンショットの数も増えます。
まとめ
ヒューマンガイドラインやレビューガイドラインについては、開発を本格化する前に確認をお勧めします。実は行ってはいけないUXだったり、表示のさせ方だったりすると手戻りが大きくなります。
ガイドラインを正しく守ったからと言ってレビューが通る訳ではありませんが、まず最低限として各種ガイドラインを遵守して申請するようにしましょう。