ニフクラ mobile backendでは、より質の高いプログラミング教育をサポートするために、
Educationプランをご用意しています。
今回は、東京女子大学の渡辺先生にEducationプランの使い心地や用途などをインタビューさせていただきました。
先生・授業紹介
東京女子大学の渡辺先生が所属するコミュニケーション専攻では、
2年次以降で「WebプログラミングⅡ」という授業を開講しています。
授業内の1つのテーマとしてニフクラ mobile backendを活用したアプリ開発を行っており、
渡辺先生は「Playfulな学び」をコンセプトに、学生に向けて能動的な学びの場を提供しています。
ニフクラ mobile backend採用の背景
「学生にシビックハッカーを目指してほしい」「想像したものを創造してほしい」という想いから、クラウド連携の要素を取り込むため、ニフクラ mobile backendを採用いただいているそうです。
渡辺先生は、プログラマーを「現代の魔法使い」と表現しており、以下のような考えを学生に伝えています。
プログラミングが出来れば魔法のように、自分が作りたいものを自由自在に作ることが出来る。
一方、フロントエンドとバックエンドの習熟や環境構築を要するアプリ開発は、そのような「創造」の敷居を上げる要因となってしまいます。そこで、ニフクラ mobile backendを利用する事で本来の目的である「創造」を実現しやすくしているとの事でした。
インタビュー内容
Q: Educationプランを使ってみての感想を教えてください。
アプリ管理画面配布機能がとても便利でした。昨年はBasicプラン (無料)を利用していたので、学生さんにアカウント取得などの授業準備をお願いしていました。
学生さんにお任せしてしまう以上、教員側がトラブル対応出来ないことや、進捗の妨げになってしまう事がありました。
一方、Educationプランでは教員側が学生のアカウントを一括で発行する事ができ、学生は共有されたURLをクリックするだけで使えるため、大変楽になりました。
さらに、この機能では学生が使用しているアプリの管理画面を教員側が見れるので、学生のトラブル対処や、学生が何を実現しようとしているかが見えてとても良かったです。
Q: Educationプランで提供しているコンテンツは使用されていますか。
用意されているパワーポイントに少し手を加え、学生さんに共有しながら使用しています。
また、ドキュメントが非常に充実しているので、学生には積極的に使ってもらっています。
授業ではデータストアの使い方のみ扱ったのですが、ドキュメントを見ながら自力で他の機能を使っていた学生が数名いました。
便利に感じていただけて良かったです。
もしニフクラ mobile backendが無かったら、データストアや会員管理の機能などをアプリに実装する場合とても大変です。 そのような苦労が要らずにアプリに実装出来るのは学生にとってすごく良かったと思います。
Q: 学生さんの反応はいかがでしょうか。
学生によって様々です。そこで一番悩んでいるのが、学生へのフォロー度の差です。どうしても授業だけでは得意な学生と苦手な学生の理解度の差を埋めるのが難しい。
例えば小課題などを作って一緒にデバッグする事でフォローしていますが、それでもなかなか全員が付いてこられるわけではないんです。
Q: Educationプランに追加して欲しい機能はありますか。
アプリ管理画面配布機能について、学生にどのようなアプリ名で配布したか記入しておけたら更に便利に使えると思います。
おわりに
現場で感じている課題や、Educationプランをより使いやすくする為のポイントなど、大変貴重なご意見をいただけました。
学生間の理解度の差を埋めるのは非常に難しい事ですが、解決の糸口となるようなコンテンツを増やせるよう尽力いたします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
この機会にぜひEducationプランの活用をご検討いただけますと幸いです。