Unity SDKでは一部のメソッドについて、async/awaitを用意しています。すべてのメソッドではないので注意が必要です。今回はasync/awaitが使えるメソッドを紹介します。実際にasync/awaitで実行する方法はUnity SDKでのネットワーク処理をasync/awaitにするを参考にしてください。
NCMBObject
データストアへの保存、更新を行うオブジェクトです。
- FetchTaskAsync
指定したオブジェクトIDのデータを取得します - SaveTaskAsync
保存または更新をします - DeleteTaskAsync
データを削除します
NCMBPush
プッシュ通知のオブジェクトです。
- SendPushTaskAsync
プッシュ通知を作成します
NCMBScript
クラウドでコードを実行するスクリプトのオブジェクトです。
- ExecuteTaskAsync
スクリプトを実行します
NCMBUser
会員管理用のオブジェクトです。
- FetchTaskAsync
指定したオブジェクトIDのデータを取得します - SaveTaskAsync
保存または更新をします - DeleteTaskAsync
データを削除します - UnLinkWithAuthDataTaskAsync
会員データにあるAuthDataを削除します - LinkWithAuthDataTaskAsync
会員データにあるAuthDataを追加します - LogInWithAuthDataTaskAsync
ソーシャル認証に利用します - SignUpTaskAsync
ID、パスワード認証を行います - LogInTaskAsync
ログインを行います - RequestAuthenticationMailTaskAsync
会員登録用メールを送信します - LogOutTaskAsync
ログアウトをします - LogInWithMailAddressTaskAsync
メールアドレス、パスワード認証を行います
NCMBQuery
データストアを検索するオブジェクトです。
- FindTaskAsync
クエリにマッチするオブジェクトを取得します - GetTaskAsync
指定IDのオブジェクトを取得します - CountTaskAsync
検索条件に一致するデータの件数を取得します
まとめ
執筆時点の最新版 v4.4.0 ではこれ以外のメソッドはasync/await化していません。 CountAsync
のようにTaskを消した上でコールバック形式で取得してください。