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外部サイトのデータ取得にスクリプトを使う

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アプリの中で、外部サイトからデータを取得し、その一部のデータを表示や処理に用いるということはよくあります。Web APIとして公開されていれば問題ありませんが、時にHTMLから取得したり、JSONであってもCORSが設定されていなくてエラーになることもあります。

そこで外部データを取得する際に使ってみたいのがスクリプト機能です。

スクリプトのコード

Node.jsを使った場合には以下のようなコードになります。

const request = require('superagent');

module.exports = async (req, res) => {
  const response = await request
    .get(req.query.url)
    .send();
  res.send({
    status: response.status,
    body: response.text
  });
}

パラメータとして url で取得したいサイトのURLを指定します。そうすると、そのURLのデータを取得して、結果をJSONで返却します。HTMLデータが返ってくれば、後はアプリ側で自由に加工できるでしょう。

まとめ

スクレイピング系のデータ収集などで使えるはずです。特にCORS制限が問題になるMonacaアプリ、Webアプリケーションにおいて役立つでしょう。

スクリプト (JavaScript) : 基本的な使い方 | ニフクラ mobile backend

中津川 篤司

中津川 篤司

NCMBエヴァンジェリスト。プログラマ、エンジニアとしていくつかの企業で働き、28歳のときに独立。 2004年、まだ情報が少なかったオープンソースソフトの技術ブログ「MOONGIFT」を開設し、毎日情報を発信している。2013年に法人化、ビジネスとエンジニアを結ぶDXエージェンシー「DevRel」活動をスタート。