5月27日、TwilioとNCMBの共催ハンズオンを実施しました。Monacaアプリから電話をかけ、かかってきた電話への反応をNCMBのデータストアに保存するというものです。
前半はTwilioのレクチャー
ハンズオンの前半はTwilioエバンジェリストの高橋さんより、Twilio Function/Twilio Studio/Twilio Syncを使った電話の呼び出しと、その反応に関する処理の組み立てをレクチャーしてもらいました。資料は下記に公開されています。
Twilio SyncはTwilio上で管理される簡易的なドキュメントデータベースです。値を書き換えると、それを監視(購読)しているクライアントすべてに更新が通知されます。通信はWebSocketを使っています。クライアントから値の書き換えも可能です。
Twilio FunctionはTwilioを利用しやすくしたFaaSです。Node.jsでコードを組んで、RESTや他のTwilioサービスから呼び出せます。Twilio Studioはそれらを組み合わせて、GUIでフローを組めるサービスとなっています。
後半はNCMBのレクチャー
NCMBは元々スクリプト機能とデータストアを紹介する予定だったのですが、スクリプト機能で使えるNode.jsライブラリがTwilio Studioに対応していませんでした。そのため、スクリプト機能ではなくTwilio Functionに変更しています。資料は下記にて公開しています。
UIはMonacaアプリを使っています。そして、Monacaアプリからのアクション(ボタンを押す)で電話をかけ、その電話への反応(プッシュボタンを押す)をTwilio Sync経由で受け取ります。その結果をデータストアへ書き込むという手順になります。
結果
今回は初の試みということもありましたが、それでも参加者全員が一通りうまく動作させるのに成功しました。資料を見ながらチャレンジすることも可能です。電話とNCMBを組み合わせたサービスは簡単に作れますのでぜひチャレンジしてみてください。