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プッシュ通知の遍歴(iOS編)

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プッシュ通知はアプリのマーケティングに欠かせない重要な技術要素です。アプリに送るとバナーで表示されるというシンプルなものですが、技術的には様々に移り変わっています。

そこで今回は過去からどのようにプッシュ通知が移り変わってきたのかを紹介します。

2013年

iOS7でRemote notificationsが追加されました。プッシュ通知をトリガーとしてバックグラウンドで短い間、処理を実行できるものです。同様にSilent Remote Notificationsもあります。こちらはプッシュ通知の通知も行わず、バックグラウンドで処理が動きます。ペイロードに content-available を含めるとSilent Remote Notificationsになります。

2014年

通知にボタンが置けるようになりました。どのボタンが選ばれたかによって、アプリの挙動を変更できるようになりました。

[iOS 8] Local Notification / Remote Notification の通知にボタンを配置する | Developers.IO

2015年

それまでのソケット通信方式に加えてHTTP/2でのデータ送信に対応しました。

iOS9からプッシュ通知に対する返信などをテキストインプットでできるようになりました。チャットやSMSでの返信に向いています。他に、プッシュ通知を開いた時に元々開いていたアプリへ戻る機能がステータスバーに追加されたり、プッシュ通知の確認ダイアログを再度表示するのが簡単になったり(アプリの再インストールだけでOKに)、デバイストークンとペイロードのサイズが拡張されるといった変更がありました。

via iOS 9でのプッシュ通知の変更点まとめ - ニフクラ mobile backend(mBaaS)お役立ちブログ

さらに証明書も一つにまとまりました。

iOSのPUSH通知(APNS)の特徴・ノウハウまとめ(iOS 9まで対応) - Qiita

2016年

iOS10からはUser Notifications、User Notifications UI Frameworkが登場しました。通知に画像、動画などを送れるようになり、さらにインパクトある通史が送れるようになっています。iOSのみならず、watchOSやtvOSなども登場し、それらを統合できる存在となっています。それまではローカル通知とリモート通知は別ものでしたが、UNNotificationとして統一されています。

via iOS10におけるプッシュ通知

まとめ

プッシュ通知はシンプルな機能に見えますが、ほぼ毎年進化を繰り返しています。デバイスもiOS/tvOS/watchOSも増えており、それぞれに効果的なプッシュ通知を考える必要が出てきています。

サーバ側の仕様も徐々に変わってきており、効果的なプッシュ通知を送るための対応が必要になるでしょう。ニフクラ mobile backendでは大規模配信にも対応したプッシュ通知配信システムを備えています。乗り換え相談も承っていますので、より効果的で多機能なプッシュ通知配信を行いたい時にはぜひお問い合わせください!

プッシュ通知の遍歴(Android編)はこちら

中津川 篤司

中津川 篤司

NCMBエヴァンジェリスト。プログラマ、エンジニアとしていくつかの企業で働き、28歳のときに独立。 2004年、まだ情報が少なかったオープンソースソフトの技術ブログ「MOONGIFT」を開設し、毎日情報を発信している。2013年に法人化、ビジネスとエンジニアを結ぶDXエージェンシー「DevRel」活動をスタート。