ニフティクラウド mobile backend for Unity SDKをリリースして以来、ご要望の多かったプッシュ通知への対応版がリリースしました!組み込みも簡単で、Unityゲームへのプッシュ通知が実現します。ぜひお試しください。
今回はSDKに同梱しているサンプルプロジェクトを使って実際にプッシュ通知を試してみたいと思います。なお今回はiOS向けになります。
必要なもの
- ニフティクラウド mobile backnedのアカウントおよびアプリ
- ニフティクラウド mobile backend for Unity SDK
- ニフティクラウド mobile backend for iOS SDK(フレームワーク版)
- Unity
いずれも無料からはじめられます。ダウンロードまたはサインアップをお願いします。
Unityで新規プロジェクトを作成
Unityを立ち上げて、New Projectから新規プロジェクトを作成します。今回はサンプルを試しますので2Dとしています。
サンプルをインポート
Unity SDKを解凍してその内容にある NCMB.unitypackage および Sample.unitypackage を両方ともインポートします。ダブルクリックするとインポート画面が出ますのでそのままImportボタンを押してください。
設定変更
Asstes/Samples/PushSample にある NCMBPushSample を開きます。そのシーンの中にある NCMBSettings を開くと、Inspectorの中に Application Keyと Client Keyという項目が確認できると思います。それぞれ ニフティクラウド mobile backendの管理画面から得られるアプリケーションキー、クライアントキーを設定してください。
ビルド設定
FIleメニュー > Build Settingsを開きます。そしてPlatformをiOSを選択してください。
ビルド
設定が終わったらビルドしてXcode向けのコードを生成します。ここまででUnityでの作業は終了です。
Xcodeで開く
生成された Unity-iPhone.xcodeproj を開いてXcodeを立ち上げます。
Frameworkの登録と設定
続いてダウンロードしたiOS SDKのFrameworkをXcodeプロジェクトにドロップします。
iOSアプリからのプッシュ作成
管理画面からのプッシュ作成
もちろんニフティクラウド mobile backendの管理画面からプッシュ通知を作成することもできます。プッシュ通知の設定についてはチュートリアル (iOS) : APNsとの連携に必要な準備を参考にしてください。
いかがでしょうか。サンプルに入っているスクリプト、プラグインを参考にしてもらえればUnityゲームにプッシュ通知を組み込むのはとても簡単です。Unityアプリのアクティブを高めるためにも必須と言えるプッシュ通知、ぜひニフティクラウド mobile backendで実現してください!