MyThingsはYahoo! Japanの提供する「あなたの毎日が、組み合わせで便利になる」というコンセプトのサービスになります。これだけだとどういったサービスか分かりづらいですが、例えば「雨が降りそうな時に傘を忘れないでと通知」が来るようにしたり、「特定地域のWiFiと電源が使えるカフェをリストアップする」といった処理を自分で作成して自動で実行できるサービスです。海外ではIFTTTなどが知られています。
このサービスでは二つのサービスを組み合わせるのが基本となっています。つまり処理のトリガーになるアクションを行うサービスと、そのアクションによって呼び出される別なサービスです。先ほどの「雨が降りそうな時に傘を忘れないでと通知」については、Yahoo!天気を使って今日の天気予報を調べます。雨の予報になっていたら、スマートフォンに通知を飛ばすと言った具合です。サービス同士を組み合わせて自分だけの新しいサービスを作れるようになっています。
そんな中でMyThingsで利用できるサービスの一つとしてNCMBが追加されました。まずはデータストア連携のみになります。
試してみる
今回はTwitterと組み合わせて、「特定のタグ(#ncmb)のツイートが出てきたら、データストアに記録する」という仕組みを作ります。まずスマートフォンアプリのMyThingsが必要なのでインストールしておきます(App Store、Google Play)。
起動したら、まずは+をタップして作成してみます。
左側にTwitterを登録します。
色々な条件が指定できますので、今回は
検索条件としては #ncmb で検索とします。
次に右側のチャンネルとして、mobile backendを選択します。
mobile backendの認証を行います。
これはアプリケーションキーとクライアントキーの登録になります。
スマートフォンでコピーする際には横向きのが良さそうです。
このように左右登録されます。
そしてmobile backend側のアクションを設定します。今回はオブジェクトの追加です。
クラス名、フィールド名を入力します。
データはツイートID、ツイートページURL、アカウントページ、ツイート内の画像URL、ツイート本文などから選択できます。
例えばこのようになります。なお、データは文字列型で登録されます。
ツイートして15分程度待つ
データはリアルタイムではなく、15分間隔のバッチ処理で取得されます。新しいツイートがあるとデータが登録されます。
左側のトリガーになるアクションはTwitterに限らず、数多くのチャンネルが登録されています。ぜひ様々なデータをmobile backendへ登録してみてください。