mBaaSではExpertユーザ向けにテクニカルサポートを提供しています。日々多くの質問が寄せられていますが、実際に使っている方でないと、どういった質問をしていいのか分かりづらいかも知れません。
そこで実際にテクニカルサポートに寄せられる質問の中で、良く寄せられるものをピックアップして紹介します。今回はMonacaの話題です。
配信済みのプッシュ通知オブジェクトを削除したい
プッシュ通知オブジェクトを取得し、delete()メソッドで削除できます。
取得は次のようになります。
ncmb.Push.equalTo("objectId", objectId) .fetch() .then(function(push){ // pushがプッシュオブジェクト }) .catch(function(err){ // エラー });
そして削除は次のようになります。
push.delete() .then(function(){ // 削除成功 }) .catch(function(e){ // 削除失敗 });
plugin.push.niftyを使っていますが、nbmc-push-monaca-pluginというのもあります。違いはなんでしょうか?
plugin.push.niftyは古いプラグインになります。nbmc-push-monaca-pluginを利用してください。
window.NCMB.monaca のロードに失敗します
プラグインとJavaScriptのNCMBオブジェクトが衝突している可能性があります。JS/CSSコンポーネントの追加と削除...よりncmbのインストールを行い、ncmb.min.jsをローダーに追加してください。
NCMB.monaca.getInstallationId でobjectIdが取得できない
アプリ側でデバイストークンの取得を行い、それをmBaaSに登録するまではobjectIdは取得できません。いつまでに取得できるという保証はできませんが、一定時間を空けつつ繰り返し行ってください。
配信時刻を指定したプッシュ通知の作成方法は?
次のようにして作成します。
var push = new ncmb.Push(); push.set("deliveryTime", new Date("2016-09-23T17:41:09.106Z")) .set("message", "Hello, World!") .set("target", ["ios", "android"]); .send() .then(function(result) { alert("成功") }) .catch(function(error) { alert("エラー") })
ncmb-push-monaca-pluginをver.1からver.2へアップデートしたらAndroidがクラッシュした
指定しているプラグイン com.google.android.gms:play-services-gcm:* とプロジェクト内で使用している android-support-library-v* のバージョンが適合していないためと思われます。
例)build gradle / com.google.android.gms:play-services-gcm:8.1.0の場合
configurations.all { resolutionStrategy.force 'com.android.support:support-v4:23.4.0' }
MonacaはmBaaSの中でも最もよく使われているプラットフォームになります。それだけに様々な質問がテクニカルサポートに寄せられます。他にも質問がありましたらテクニカルサポートへお寄せください。