こんにちは。ニフティクラウド mobile backend(以下、mobile backend)エヴァンジェリストの一條です。
9月27日、「カジュアルゲームソーシャル強化塾」と題して、カジュアルゲームクリエイターの皆様を対象にした mobile backend セミナーを行いました。Unityを使っているゲーム開発者50名に参加していただきました。ありがとうございました。
mobile backend SDK for Unityを使い、カジュアルゲームにも「オンライン」「ソーシャル」の要素を簡単に取り入れよう!という趣旨のものです。
使用したデモゲームは、CEDECでも展示を行った『剣士なんですぐ死んでしまうん』です。
見下ろし型のアクションゲームで、墓場で剣士が戦います。
プレイヤーが死ぬとその場所に墓ができ、墓に「辞世の句」をきざむことができます。 その情報は mobile backend に記録して共有しており、ほかのプレイヤーの墓の様子を見ることができる...というものです。
今回は、このCEDECで使用したデモゲームに更に2つの新機能を加えました。
・クラウドセーブ機能 ・自分が仕掛けた罠に他のプレイヤーが何回かかったか報告する機能
クラウドセーブは、セーブデータをオンライン(この場合は mobile backend )において、別の端末でログインしたときに続きからプレイできる機能です。 このデモでは、プレイヤーの体力と総合死亡数を mobile backend に保存しています。
また、1度でも死んで墓ができた場合は、その墓のトラップに他のプレイヤーが何回引っかかったのか、ゲームの起動辞意お知らせするようになっています。
意地悪なメッセージで罠を踏むよう誘導し、実際にそれがどのくらい効果があったかレスポンスを得られるわけです。
投げっぱなしだったコミュニケーションが双方向になりました。
このバージョンを「Ver2」として、ソースコードをgithubに公開しています。
https://github.com/NCMBMania/GraveOfTheFencersVer2
また、今回のセミナーの資料はこちらからすべて閲覧できます。
第一部 https://speakerdeck.com/ncmb/kaziyuarugemusosiyaruqiang-hua-shu-di-bu
第二部 https://speakerdeck.com/ncmb/kaziyuarugemusosiyaruqiang-hua-shu-di-er-bu
今後もデモアプリを中心としたセミナーを行っていければと思います。 「こういう方針でセミナーをやってほしい」というご意見がありましたら、ぜひ教えていただければ幸いです。
カジュアルゲームアプリは、オンライン要素の活用によってまだまだ新しい面白さが発見できると考えています。 ぜひ皆さんもNCMBを触っていただき、次の大ヒットアプリを目指していただければと思います!