Appleの場合、審査が厳しいこともあって十分にテストしてからリリースされると思いますが、それでも利用者のデータによってはクラッシュしてしまうものです。問題はそのクラッシュした時のデータを収集し、次に活かすことでしょう。
ということでクラッシュレポートサービスをまとめました。まだ組み込んでいない方はぜひ使ってみてください!
- Splunk MINT
- Crashlytics
- Crittercism
- DeployGate
- SmartBeat
- Mobile App Monitoring
- TestFlight
- HockeyApp
- オープンソース・ソフトウェア
- さいごに
Splunk MINT
iOS/Androidの他、HTML5やWindows 8/Windows Phoneアプリにも対応しています。幅広いプラットフォームでアプリを提供している場合、レポートの一元化に良さそうです。
Crashlytics
クラッシュレポートがリアルタイムに処理されます。クラッシュ回数などによって問題の重さが分かるようになっているので上から順番につぶしていくことでアプリの品質がアップできます。
Crittercism
リアルタイム監視と通知、プライオリティ、デバイスやキャリアなどのデータが取れます。対応プラットフォームもiOS/Android/Windows Phone/HTML5と幅広くなっています。
Mobile Application Performance Management | Crittercism
DeployGate
アプリのベータ配信サービスですが、そのテスト時のクラッシュデータを収集する機能も備わっています。iOS/Androidに対応しています。
DeployGate - An incredibly easy way to deploy apps in development!
SmartBeat
日本語のサービスになります。iOS/Android/Unity/Cocos2d-xにも対応しています。リアルタイム検知、画面キャプチャ、メール通知、任意の情報追加などが可能です。
Mobile App Monitoring
クラッシュレポートだけでなくアプリ解析まで含まれたソフトウェアです。パフォーマンス、信号強度、デバイス情報など様々な情報が収集できるようになっています。
Mobile App Monitoring 無償版 | Compuware APM
TestFlight
よく知られたベータアプリ配信サービスです。こちらはiOS専用になります。ベータ版配信はもちろん、そのまま運用時のエラー解析にも利用できるような仕組みになっています。
TestFlight » Beta Testing On The Fly
HockeyApp
こちらもベータアプリ配信サービスです。iOS/Android/Windows Phone/Mac OSXに対応しています。SDKさえ組み込めばすぐに使い始められます。
HockeyApp - The Platform for Your Apps
オープンソース・ソフトウェア
オープンソースのライブラリとして組み込むタイプも数多くあります。こちらの場合、総じて専用のサーバやメールで飛ばすタイプですが、情報を外部に流すことなく使えるのがメリットと言えます。
iOS用
Android用
さいごに
いかがでしたか。アプリはどれだけ品質を高めようとも、やはりクラッシュは起こってしまいます。それを放置すると悪いレビューがあっという間に並んでしまうでしょう。そうならないためにも早い改善、そのためにはユーザの利用状況を正しく把握する必要があります。
今回紹介したWebサービスやオープンソース・ソフトウェアを使ってアプリ品質向上を目指してください!