mBaaSのデータストアでは、クラス同士をポインターと呼ぶ仕組みを使ってリレーションを貼れるようになっています。
基本的にプログラムからの作成、利用になるのですが、時には管理画面から手動で設定したいと思うかも知れません。そこでその方法を紹介します。
データストアでオブジェクトとして追加する
データを入力する際にオブジェクトを選んでください。ここにJSON形式で入力していきます。
入力形式は次のようになります。改行は入力できないので、実際には一行で入力してください。
{ "__type": "Pointer", "className": "Score", "objectId": "AbC123DeFG" }
このように入力することで、クラス名が Scoreで、objectIdが AbC123DeFGであるデータに対してポインターが張られるようになります。ポインターを張りたいデータのオブジェクトIDを予め調べておく必要があります。
手作業では面倒ですが、時に必要になることもあるでしょう。こちらの手順を元にデータをメンテナンスしてください。
まとめ
ポインターのデータは管理画面からでは編集できないので注意してください。修正する場合には管理画面を便利にするGoogle Chrome機能拡張の紹介(データストアでのデータ削除)で紹介しているChrome機能拡張を使って一旦データを削除した上で再編集してください。
ちょっとしたデータメンテナンスであれば管理画面から行うのが手軽です。利用する機会は多いと思うのでぜひ覚えておいてください。