スクリプト機能を使うと、mBaaSに不足していた機能を自分で追加することができます。例えばデータが追加された時や、ユーザ登録が行われた際に外部のURLをコールするといった使い方ができます。
とは言え、mBaaSにはイベントを通知する機能がある訳ではありません。そのため、アプリから直接ユーザ登録処理を実行するのではなく、アプリからはスクリプトを呼び出して、スクリプトがユーザ登録処理と外部URLを呼び出す処理を行います。
外部URLの呼び出しはsuperagentを使う
mBaaSのスクリプト機能ではncmbとsuperagentが外部ライブラリとして利用できます。このsuperagentが外部サイトを呼び出すのに使えます。
superagentの使い方はjQueryのAjaxに似ています。get/postといったメソッドと一緒にURLを指定します。後はsendメソッドを呼び出す際にデータを指定できます。
そしてendメソッドに対してエラーとレスポンスがきます。エラーがnullであれば、処理が無事完了したということです。
var request = require('superagent'); request .post('http://example.com/') .send({"text": "ユーザ登録がありました"}) .end(function(err, res){ console.log(res); })
外部サービスの連携例
例えば、
- 自社サイトの特定URLを呼び出す
- Slack連携
- メール送信サービスを呼び出す
といった使い方が考えられるでしょう。URLの呼び出しを使えば可能性は大きく広がることでしょう。ぜひご利用ください。