先日、スクリプト機能提供の発表をしました。スクリプト機能はmBaaS上にロジック(スクリプト)を保存できる機能になります。そのため、これまでアプリにすべてのロジックを保存する必要がありましたが、サーバサイドを使うことで様々なメリットが生まれます。
今回はスクリプト機能を使えば実現できることについて紹介します。なお、まだ正式提供されていない機能になりますので仕様が変わる可能性があります。
チート対策
ゲームアプリでよくあるチート対策が実現できます。送られたデータの検証を行うことで正しいデータであるか否かを判断できます。
ガチャ・抽選
こちらもゲームアプリでよくある機能のガチャであったり、抽選と言った機能を実現することができます。サーバ側のロジックになるので、運営による細かいメンテナンスも可能です。
ロジックの共通化
複雑な条件でのデータ取得をサーバサイドで行ったり、複雑なビジネスロジックをiOS/Android両方に実装せずに共通化できます。
複数のネットワーク接続の統合
スクリプトを使って外部サービスからデータを取得することで、アプリから行っていた複数のコネクションをmBaaS一つに統合できます。ネットワークコネクション数の低減、速度改善につながるはずです。
サーバレスに一歩近づく
スクリプト機能を使えば、これまでサーバでしかできなかった処理をmBaaS上で実現できるようになります。結果として、サーバレスアーキテクチャに一歩近づくのではないでしょうか。もちろん制限もありますが、多くの機能が載せ替えできるはずです。
スクリプト機能を使えば、これまでできなかった細かな機能を自分で作成できるようになります。コードのメンテナンス、スケールアップ/ダウンも気にする必要はありません。ぜひ使いこなしてアプリ開発を高速化してください!