ブロックを積み重ねて遊ぶMinecraftはVoxelと言う新しいゲームジャンルを生み出したとさえ言えます。元々のVoxel(ボクセル)は体積の要素であり、単位一つあたりの立方体を指し示す言葉として使われています。
今回はそんなVoxel系のゲームライブラリを紹介します。こだわったグラフィックスとはひと味違う面白さが生み出せるのではないでしょうか。
Voxelゲームを作るためのJavaScriptライブラリです。多くのゲームがvoxel.jsをベースにして作られています。さらにモジュールもサポートしているので自分で拡張も可能です。
C# .NETで書かれているVoxelエンジンです。OpenGLを使っています。マルチプレーヤによる操作も可能となっています。
Voxelエンジンを使い、実際に遊べるレベルに仕上げているゲームです。Voxelなのでキャラクター、地形、魔法などすべてがブロックでできています。魔法によるブロックの吹き飛び方もユニークです。このようにVoxelを使うとこれまでのゲームとはまた違った雰囲気になるかと思います。
上記VoxLordsで画面やキャラクターのデザインに使っているVoxelエディタになります。Mac OSXとWindowsで動作します。
Zoxelもクロスプラットフォームで動作するVoxelエディタになります。対象OSはWindows、Linuxになるようです。
VoxelベースのMVCをサポートしたゲームエンジンになります。OpenGLをサポートしており、Javaで作られています。
VoxelmetricはUnity3D向けのVoxelエンジンになります。つまり、そのままAndroidやiOSへのVoxelゲームを開発するのに使えるでしょう。
Voxelの世界で動くDroneです。コマンド入力で浮かんだり、回ったりできます。今はその視点で見ることはできないようですが、今後Voxelの世界をDroneで探検するなんてこともできるようになりそうです。
Kotlinという静的型付けが特徴のオブジェクト指向プログラミング言語で作られたVoxelエンジンです。Windows/Mac OSX/Linuxで動作します。
VoxelはHTML5/WebGLを使ったvoxel.jsの動きが活発で、多くのモジュールが作られています。また、専用のサーバソフトウェアも出ています。VoxLordsのようなゲームも作れますので、既存のゲームジャンルであってもVoxelで実装しなおすと魅力が変わるかも知れません。
またUnity3DにおいてもVoxel系ゲームは幾つか出ています。スマホアプリ化を目指すのであればこちらも使ってみたいですね。