最近、対面のミーティングだけでなく、遠隔でテレビ会議やSkype等でミーティングを行うことも増えてきました。そんな時に役立つのがホワイトボード風サービスになります。遠隔で同じボードを共有して、ミーティングをすることができ、話をするだけでなく目でも確認できるので、話し合っている内容の理解がより深まるでしょう。また、離れていても簡単にブレストができ、メンバーがPCの前に揃えばいつでもアイデア出しができます。今回はホワイトボード風の便利なサービスをご紹介します。
Realtime Board
シェイプや付箋などの機能が充実しており、ビジネスユースに特に適しています。付箋の影まで再現されていて、ディティールにこだわっています。ホワイトボードとしての利用の他にプレゼン用資料や図などを作成するのにも良いでしょう。Webサービスは英語のみで、日本語版はGoogle Chromeのアドオンで提供されています。
A Web Whiteboard
ホワイトボードに必要なサービスに絞ったシンプルなサービスです。機能は線描画(黒のみ)、画像貼りつけ、文字入力、他の人とのボードの共有、画像のダウンロードそして画像の共有です。アカウント登録なしですぐに使用することができます。例えば地図だったり、口頭では説明しづらい形のイメージだったりを手書きでさっと書いて説明したい時に良いサービスです。
Stormboard
テンプレートが豊富で用途によって使い分けられるのが最大の特徴です。会議やブレスト時などに便利です。StickyやIndex Cardなど付箋やカード機能が豊富で、考えをまとめるには適しています。色も黄色/ピンク/グリーン/ブルー/パープル/グレーとあり、見た目にもわかりやすく綺麗にまとめられます。動画を挿入することも可能で、会議やプレゼン時に見せたい動画をすぐに見せることができて、効率がいいでしょう。
Whiteboard fox
「描画開始」を押すだけで描き始められる手軽さがあります。描く、消す、文字挿入、図の挿入、描画中のボードのコピー、PNG形式での画像の保存とシンプルでホワイトボードに必要な機能だけ備えています。余分な機能がないので誰でも簡単に使えます。一部に日本語が不自然な箇所がありますが、アイコンを見るか、マウスオーバーすると英語が出てくるので、いずれかで判断可能です。URLを伝えるだけでボードの共有が可能ですので、手軽さが一番の特徴です。
BeeCanvas
機能は多機能ですが、シンプルなツールバーにまとめられています。チュートリアル動画があるので、それを見れば、簡単に使用方法のイメージがつかめるでしょう。機能は付箋、長文用の付箋、シェイプ描画、ペン描画、吹き出し挿入、画像や動画の挿入、リンクURLの共有、チャット機能です。ボードの共有は共有範囲を選択可能で、閲覧のみ書き込みも可能・チャット可能・コメント可能など選べます。共有方法もFacebookや画像・PDFなど多彩です。
Mural.ly
ビジュアル面を重視した様々なツールがあるため、美しいボードが作れます。白い画面のままでもよし、レイアウトボタンより、ビジネスモデルキャンバスやイベントモデルキャンバスなどのレイアウトを挿入することもできます。付箋の種類や色が豊富です。ステッカーもあり、ハートや矢印など豊富にあります。画像なども簡単に挿入できます。投票機能もあり、どちらが良いかボード上で投票できます。ボードをMuralと呼んでいます。初回ログイン時は動画で使用方法の説明があります。Webサービス以外にGoogle Chromeのアドオンもあります。
Twiddla
画面構成からチャットしながら描画することに重点を置いているようです。ホワイトボードの他にリアルタイムで共同編集ができるEther Padドキュメントにすることができます。ツールはシェイプ機能、描画機能、付箋や吹き出しなどを入れるテキスト機能などがあります。他のホワイトボード風サービスと一風異なっている点としてコードを入れたり、数式を入れる機能があります。数式が必要な業種やコードが書けることからWebエンジニアなどにも役立つでしょう。
さいごに
いかがでしたでしょうか。今回紹介したものの中には、その場で描画したものを共有するだけでなく、プレゼンやミーティングで確認する資料用に利用できるサービスもあり、離れている場所同士でのミーティングがより便利に行えますね。ぜひ有効活用してください。