プッシュ通知を送る際にはターゲットを適切に絞り込んで送るのが重要です。ニュースアプリであればユーザが購読しているカテゴリであったり、位置情報が絡んだものであればユーザの最終位置に基づいて送ったりといった具合です。誰彼変わらず送っても精度は低いですし、自分に関係しないプッシュ通知が来続けるとユーザはプッシュ通知そのものを切ってしまうか、さらにはアプリまで削除してしまうことでしょう(大抵のユーザはプッシュ通知の止め方を知りません。その代わりにアプリ自体削除してしまいます)。
逆にユーザにマッチした情報を届けることができればアクティブ率は大幅に改善する可能性があります。mobile backendでは様々な条件を使ってプッシュ通知の作成が可能になっています。
installationを拡張する
installationクラスにはデバイストークンやバッジ、デバイスの種類など予めプッシュ通知の作成に関係するデータが入るようになっています。そしてさらに開発者が自由に項目を追加することが可能です。例えば位置情報や、特定のユーザ情報を追加することもできます。メディアアプリであれば通知を送って欲しいカテゴリを登録したり、配信希望時間帯を設定として追加することもできます。
プッシュ通知画面で絞り込み
プッシュ通知の作成画面では自分で追加したフィールドも含めて絞り込み条件にできます。例えば位置情報であれば、管理画面上から指定した範囲(キロメートルなど)のデータがある端末にだけ配信することができます。
アプリから設定を追加する
installationを操作するには NCMBInstallation currentInstallation
を使います。このオブジェクトに対して setObject を行い、自由に項目を追加できます。例えば以下はiOS(Objective-C)の場合です。
NCMBInstallation *currentInstallation = [NCMBInstallation currentInstallation]; if (currentInstallation){ [currentInstallation setObject:@"hoge" forKey:@"fuga"]; [currentInstallation saveInBackgroundWithBlock:nil]; }
プッシュ通知はデフォルトでは全体配信になるかと思います。ぜひカスタマイズして自分たちのニーズに合わせてきめ細かいプッシュ通知を実現してください。
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