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スマホやタブレットからデスクトップPCを操作する。リモート操作アプリまとめ

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最近Pixel6内でWindowsやLinuxを動かすと言ったニュースが話題になっていました。スマートフォンのような小型デバイスでPC向けのOSが動いてしまうのはすごいことです。

しかし、そこまで無理をしなくともリモートコントロールできるアプリを使ってWindowsやmacOS、Linuxなどに接続する方法もあります。今回はそのためのアプリをプロトコル別に紹介します。

Google Chrome リモートデスクトップ

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Googleが提供するリモートデスクトップはGoogle Chromeを基盤として開発されています。操作されるPCではソフトウェアのインストールが必要ですが、クライアント側はGoogle Chromeだけで利用できます。インターネットを超えて利用できるのが便利です。

  • Chrome リモート デスクトップ - iOS / Android

RDP

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RDPはWindows標準で使われているリモート操作用のプロトタイプです。Microsoft社が提供するアプリもあり、安心して利用できます。操作される側もWindows/macOS/Linuxが利用できます。

  • Microsoft リモート デスクトップ - iOS / Android

VNC

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VNCは昔からあるリモート操作用プロトコルで、様々なサービスで利用されています。インターネットを超えて利用する場合には独自の仕組みが必要ですが、それを可能にするクラウドサービスもあるようです。

独自プロトコル

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オープンではないプロトコルで利用できるサービスです。クラウドサービスが提供され、インターネットを超えて利用できます。

その他

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Jump DesktopはRDPとVNCに対応したクライアントソフトウェアで、さらに独自のFluidという規格も提供しています。

まとめ

社内で利用する場合にはVNCやRDPを使うのが手軽です。インターネットを超えて利用する場合にはChromeリモートデスクトップを使えば、無料でリモート操作できる環境が手に入ります。ただ、セットアップが多少面相なので、企業の場合はLogMeInやTeamViewerの方が手軽かも知れません。

この手のソフトウェアを使うことで、外出先であってもタブレットからPC操作したりできるようになります。それこそPCは持ち歩かずとも良くなるでしょう。

中津川 篤司

中津川 篤司

NCMBエヴァンジェリスト。プログラマ、エンジニアとしていくつかの企業で働き、28歳のときに独立。 2004年、まだ情報が少なかったオープンソースソフトの技術ブログ「MOONGIFT」を開設し、毎日情報を発信している。2013年に法人化、ビジネスとエンジニアを結ぶDXエージェンシー「DevRel」活動をスタート。