書籍(紙 + 電子)市場の4割がコミックになるなど、日本においてマンガ市場の規模が年々大きくなっています。そうした時に大事になるのがコミックを快適に読むためのビューワーアプリの存在です。
有名なところでははてな社の開発しているGigaViewerがあります。GigaViewerを使うこともできますが、他にも無料で使える選択肢もあります。今回はそんなコミック、マンガビューワーを紹介します。
slick-custom
slick-customはjQueryプラグインのslickを利用しています。あらかじめ用意するのは連番の画像ファイル(PNG)になります。ライセンスはMIT Licenseとなっています。
laymic
見開きや縦読み、拡大、全画面、一覧表示、HTML利用、さらにPC/スマホをサポートとマンガビューワーに必要な機能を網羅しています。商業対応として告知エリアも追加できます。ライセンスはMIT Licenseになります。
誰でも使えるwebマンガビューワーlaymicをリリースしました|LV3(れべるさん)|note
WCR Comic Viewer
画像をリストタグで並べるだけで使えるコミックビューワーです。簡単に使えるのが売りとなっています。スマートフォンには対応していないかも知れません。ライセンスはMIT Licenseです。
WCR Comic Viewer - 超簡単ウェブコミックビューワ
comic-viewer
スマートフォンとデスクトップで画像を分けて配置するコミックビューワーです。画像は連番のPNGファイルになります。PCの場合は左右、スマホの場合は上下でページ切り替えになります。
tomalatte001/comic-viewer: ブラウザ上で漫画を読めるようにするためのソースです。
comicbed
PDFやZip、RAR、CBZ、CBRといった1ファイルでの配布の他、JPEG/PNG/GIF/TIFF/BMPといった画像ファイルにも対応しています。Google DriveやDropboxにも対応しています。ライセンスはGPL v3となっています。
seikichi/comicbed: A browser based comic book reader
react-comic-viewer
React製のコミックビューワーです。画像のファイル名は自由で、配列で指定するだけで利用できます。ライセンスはMIT Licenseになります。
Web Comic Reader
CBR/CBZ/CBT形式に対応したコミックビューワーです。jQueryを利用しています。下にサムネイルが並んで表示されるのが特徴的です。拡大や自動再生といった機能もあります。
まとめ
ビューワーとしてはjQueryを利用しているものとそれ以外に分かれそうです。また、React向けにはreact-comic-viewerが有力候補になりそうです。コミックファイルの置き場所をNCMBのファイルストアとして、ぜひ組み合わせてください。