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スマートフォンに関する白書、レポートまとめ(2021年版)

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スマートフォンは私たちの生活に欠かせない存在です。それもあって、さまざまな企業や団体、政府などからスマートフォンの利用実態に関するレポートが出ています。それらのデータを見ることで、アプリビジネスへの取り組みも変わってくるでしょう。

この記事ではそうしたレポートの中で、2021年に出されているものをまとめて紹介します。

令和3年版 情報通信白書

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総務省の発表する情報通信白書です。スマートフォンに関する内容は一部ですが、例えば情報端末ごとの普及率がグラフになっています。これを見るにPCの世帯保有率は下落傾向にあり、スマートフォンはまもなく90%近くになるなど、年々シェアを高めています。

また、利用目的としてはショッピングが最も多く、ついで支払いや地図、情報検索と続きます。

関係情報:情報通信関連:情報通信白書

国内スマートフォン出荷台数

IDC Japanの調査によると、2021年第2四半期におけるスマートフォン出荷台数は876.1万台となっています。その内、44.5%がAppleとなっており、ついでシャープ(12.0%)富士通(8.3%)となっています。トップ5社のシェアが80.4%となっており、寡占化が進んでいます。

2021年第2四半期 国内携帯電話/スマートフォン市場実績値を発表

全米の携帯電話シェア

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米ニールセンの調査によると、全米における全携帯端末におけるスマートフォンのシェアは49.7%とのことです。年々上昇していますが、今なおフューチャーフォンのシェアが半数残っているようです。

米国の全携帯電話の49.7%がスマートフォンに、プラットフォームはほぼ半数をAndroidが占める(米ニールセン) | ScanNetSecurity

Building a Trusted Ecosystem for Millions of Apps

Appleが公開したレポートで、スマートフォンにおけるマルウェアの実態を紹介しています。AndroidはiOSに比べて15~47倍多くのマルウェアの攻撃を受けているとされています。また、大企業では1台の機器が1万ドルに相当する損害をもたらす可能性についても書かれています。

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2021年第1四半期のスマートフォンの出荷台数25.5%成長 - セミコンポータル

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セミコンポータルによる世界における2021年第1四半期のスマートフォンの出荷台数分析です。出荷台数は3億4550万台であり、その内サムスンが21.8%となっています。ついでAppleの16.0%、Xiaomiの14.1%となっています。ファーウェイ(華為)は世界的な規制によってランク外になっています。

2021年第1四半期のスマートフォンの出荷台数25.5%成長 - セミコンポータル

インドにおけるスマートフォン市場 2020年に1.5億台突破|ECのミカタ

世界的に大きな市場であるインドではスマートフォン出荷台数が年々増加しています。2020年は年間1.5億台を突破したとのことです。

インドにおけるスマートフォン市場 2020年に1.5億台突破|ECのミカタ

ネットワーク種別ごとの出荷台数遷移

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Strategy Analyticsによると5Gスマホの出荷が急増しています。2023年には、販売シェア50%が5Gになるとされています。もちろん販売済みのスマートフォンもあるので、シェア自体が大きく変わるにはもう少し時間がかかりそうです。

2021年の世界スマホ販売、5Gが143%増と急伸--シェア5割超えは2023年で世代別最速 - CNET Japan

シニアのスマホ所有率

60代におけるスマホ所有率は80%、70代も6割を超えたとのことです。減少傾向とはしつつも、携帯電話自体を持っていない70代も10%近く存在します。

【シニア】シニアのスマホ所有率上昇ペース増す 60代8割、70代6割を超える(2021年5月26日)|レポート|NTTドコモ モバイル社会研究所

スマホの利用時間

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調査対象が国内のiPhoneユーザ1,300人とのことで、スマートフォンユーザと言い切れない部分もあります。意識的には1日3時間半程度ですが、実態は6時間半くらいスマホを使っているとのことです。利用しているアプリはLINE、YouTube、Twitterが多いとのことです。

スマホの使用時間、意識と実態に3時間の差 1日の持ち上げ回数は平均50回以上に/Mikke調査|企業で働くクリエイター向けウェブマガジン「CreatorZine(クリエイタージン)」

スマートフォン動画に関する意識レポート

スターティアラボによる調査です。動画で見るジャンルは音楽、アイドルが最も多く(52.4%)、ついでニュース、SNS投稿動画となっています。見る頻度は1日1回以上が最も多く、時間も2時間以上となっており、動画コンテンツがスマホでとても消費されている実態が伺えます。

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インドネシアにおけるスマホ利用状況

2017年におけるスマホ普及率は60%となっています。この数字は年々伸びているので、すでに8割は突破しているでしょう。シェアはサムスン、Xiaomiが多く、Appleは入っていません。安価な端末が求められています。

【コラム】インドネシアにおけるスマートフォン利用者数の拡大 | インドネシア総合研究所

アプリの利用実態

App Apeによるアプリ利用データレポートです。スマートフォンにインストールされているアプリの平均数は103とのことですが、その内38個しか利用されていません。約2/3は使われていない現状が垣間見えます。コロナ禍になって利用が伸びているのはショッピングアプリとのことです。

ウィズ・コロナの日本人が持っているスマホアプリは平均103個、実際に使うのは38個|フラーのプレスリリース

まとめ

こうしたレポートを通じてアプリの利用状況であったり、トレンドを見つけていくことができます。TikTokのように突然飛び抜けていくアプリもある中、アプリ内課金や個人情報の管理など、アプリを取り巻く状況は年々変わってきています。なるべく新鮮な情報を早めに収集し、そのトレンドを掴んでおきましょう。

中津川 篤司

中津川 篤司

NCMBエヴァンジェリスト。プログラマ、エンジニアとしていくつかの企業で働き、28歳のときに独立。 2004年、まだ情報が少なかったオープンソースソフトの技術ブログ「MOONGIFT」を開設し、毎日情報を発信している。2013年に法人化、ビジネスとエンジニアを結ぶDXエージェンシー「DevRel」活動をスタート。