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Unity SDKで認証後に取得できる会員データについて

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Unity SDKのTipsです。

Unity SDKを使って認証を行った後、クラウドにあるユーザデータへアクセスできます。しかしデータの種類によってアクセス方法が異なるので注意が必要です。この記事ではそんなデータの取得方法について解説します。

メールアドレス認証の例

たとえばメールアドレス認証を利用するコードは次のようになります。

NCMBUser user = await NCMBUser.LogInWithMailAddressTaskAsync ("test@example.com", "password"

プロパティでアクセスできるデータ

プロパティとしてアクセスできるデータは次の5種類です。

  • user.ObjectId
    オブジェクトID
  • user.CreateDate
    作成日時
  • user.UpdateDate
    更新日時
  • user.UserName
    ユーザ名
  • user.Email
    メールアドレス

lCollectionでアクセスするデータ

ほかのデータについてはlCollectionとしてキーアクセスします。

user["displayName"]

なお、キーアクセスの場合はそのキーが存在しないとエラーになります。ContainsKeyで存在を確認するのがお勧めです。

if (user.ContainsKey("displayName")) {
  // 存在している場合
} else {
  // 存在していない場合
}

まとめ

細かなメソッドについてはNCMB Unity SDK Library Project: NCMB.NCMBUser クラスをチェックしてください。規定のものについてはプロパティ、それ以外はキーアクセスと覚えておくのがよさそうです。

中津川 篤司

中津川 篤司

NCMBエヴァンジェリスト。プログラマ、エンジニアとしていくつかの企業で働き、28歳のときに独立。 2004年、まだ情報が少なかったオープンソースソフトの技術ブログ「MOONGIFT」を開設し、毎日情報を発信している。2013年に法人化、ビジネスとエンジニアを結ぶDXエージェンシー「DevRel」活動をスタート。