Appleが提供する認証機能であるSign in with Appleは、プライバシーに配慮してメールアドレスが匿名化されています。また、初回に許諾した時には名前やメールアドレスが取得できますが、2回目以降にはデータが送られてきません。
しかし開発中は何度も新規登録処理を繰り返したいはずです。そこで使えるリセットする方法を紹介します。
動作の違い
そのアプリではじめてSign in with Appleを使う場合、次のようなダイアログです。
それに対して2回目以降は次のように簡略化されたダイアログになります。
この2回目以降の接続では、名前やメールアドレスといった情報はアプリで受け取れなくなります。
iOS側で行う
iOSの設定アプリで、次のように辿ります。
設定アプリの一番上にある自分の名前をタップ > パスワードとセキュリティ > Apple IDを使用中のApp
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そうすると、Sign in with Appleを使っているアプリが一覧されているはずです。その中から、開発中のものを削除します。
これを消せば、アプリ側でSign in with Appleを行うと、初回認証時のダイアログに戻ります。
まとめ
ニフクラ mobile backendではSNS連携としてSign in with Appleに対応しています。会員登録処理を実行する際には何度かリセットすると思いますので、この方法を使ってみてください。