非公式ですが、Flutter(Dartでも)で使えるNCMB SDKを開発しています。
今回はファイルストアのダウンロード機能の使い方について紹介します。
SDKのインポート
まずはSDKをインポートします。pubspec.yamlは以下のように記述します。
dependencies: ncmb: ^0.1.7
コードでは次のようにインポートします。
import 'package:ncmb/ncmb.dart';
Flutterであれば flutter pub get
、Dartであれば pub get
でライブラリをインポートできます。Visual Studio Codeであれば、エディタからインポートできるでしょう。
SDKの初期化
次にSDKを初期化します。
NCMB ncmb = new NCMB('YOUR_APPLICATION_KEY', 'YOUR_CLIENT_KEY');
ファイルダウンロードについて
ファイルダウンロードは ncmb.File.download('ファイル名')
で行います。
var file = await ncmb.File.download('dart.png');
fileにはblobというフィールドが追加されています。これは Uint8List になっています。例えば画像であれば Image.memory
にそのまま渡せます。
Image.memory(file.get('blob'));
まとめ
ファイルダウンロードはHTTPSアクセスからも可能ですが、ACLを使ったダウンロードは ncmb.File.download
が必要です。なお、ソースコードは下記のリポジトリにて公開しています。ライセンスはMIT Licenseです。ぜひFlutterでもNCMBを活用してください!