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社内のプロキシ下でニフクラ mobile backend(NCMB)を利用するには

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ある程度の規模の企業になると、ネットワークアクセス時にHTTPプロキシを使うようになります。プロキシは一般的に、ソフトウェア側で設定を行うので、Webブラウザやメールアプリなど、それぞれで指定します。

mBaaSのJavaScript SDKを利用する場合にも、それは同じです。今回はJavaScript SDK利用時のプロキシ設定について紹介します。

環境変数で設定する

例えば以下のように実行すると、プロキシを利用します。

HTTPS_PROXY=http://255.255.255.0:13538 node index.js 

この場合、プロキシサーバのアドレスは http://255.255.255.0:13538 になります。環境変数 HTTPS_PROXY に値を指定することで、プロキシを適用します。または HTTP_PROXY という環境変数でも大丈夫です。

この HTTP_PROXY または HTTPS_PROXY という環境変数名は一般的なもので、プロキシ下で開発を行っているならば、すでに設定されているかも知れません。もしない場合には、設定した上でJavaScript SDKを使ってみてください。

なお、この設定はNCMBのJavaScript SDKについて適用できるもので、他のプログラムについては保証できません。

まとめ

自作のコードがインターネットに接続できない場合には、プロキシの存在を確認してください。もしある場合には、プロキシを利用する設定に変更してみてください。

中津川 篤司

中津川 篤司

NCMBエヴァンジェリスト。プログラマ、エンジニアとしていくつかの企業で働き、28歳のときに独立。 2004年、まだ情報が少なかったオープンソースソフトの技術ブログ「MOONGIFT」を開設し、毎日情報を発信している。2013年に法人化、ビジネスとエンジニアを結ぶDXエージェンシー「DevRel」活動をスタート。