ある程度の規模の企業になると、ネットワークアクセス時にHTTPプロキシを使うようになります。プロキシは一般的に、ソフトウェア側で設定を行うので、Webブラウザやメールアプリなど、それぞれで指定します。
mBaaSのJavaScript SDKを利用する場合にも、それは同じです。今回はJavaScript SDK利用時のプロキシ設定について紹介します。
環境変数で設定する
例えば以下のように実行すると、プロキシを利用します。
HTTPS_PROXY=http://255.255.255.0:13538 node index.js
この場合、プロキシサーバのアドレスは http://255.255.255.0:13538
になります。環境変数 HTTPS_PROXY に値を指定することで、プロキシを適用します。または HTTP_PROXY という環境変数でも大丈夫です。
この HTTP_PROXY または HTTPS_PROXY という環境変数名は一般的なもので、プロキシ下で開発を行っているならば、すでに設定されているかも知れません。もしない場合には、設定した上でJavaScript SDKを使ってみてください。
なお、この設定はNCMBのJavaScript SDKについて適用できるもので、他のプログラムについては保証できません。
まとめ
自作のコードがインターネットに接続できない場合には、プロキシの存在を確認してください。もしある場合には、プロキシを利用する設定に変更してみてください。