mBaaSでは11月よりSwift SDKを正式リリースしました。これを記念して、勉強会を開催しました。ちょうどiOS 13のリリース時期と重なったので、iOS 13の新機能を中心とした勉強会になります。
NCMB Study #9「iOS13」 2019/11/08
Swift SDKと、SwiftUIとの組み合わせ
まず開発チームよりSwift SDKを紹介しました。Swift利用者から使いやすくあるよう、なるべく柔軟な書き方ができるようになっています。そして、Swift SDKをiOS 13とともに登場したSwiftUIと組み合わせる方法を紹介しました。
最初のセッションはNCMBチームから Swift SDKのお話ー #NCMBStudy pic.twitter.com/XnBGzpLTLA
— Atsushi🇯🇵201PWA Night Conf,229DevRelCon🗼 (@goofmint) November 8, 2019
SwiftUIでは表示するデータの型をきちんと定義しなければならないので、mBaaSのデータストアのようにanyが使いづらい状態です。結果的に一つクラスでラッピングして実装するのが良いようです。
ダークモード実装
iOSの新機能として注目されているダークモードに関するお話です。文字のコントラストやダークモードにした時の色調などは、SwiftUIを使っておくことで自動的に調整してくれます。逆に自分で細かく実装しようとすると工数がとても大きくなりそうです。
二番目は @hirothings さんより 実践Dark Mode対応の話ー #ncmbstudy pic.twitter.com/Lz88jJqcdP
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個人での実装であれば二日程度で完了したとのことですが、業務で利用されるものとなるとデザインの調整が入るので工数がどれくらいかかるのか読めない部分がありそうとのことです。
Bluetoothキャプチャ
目に見えないのでデバッグしづらいBluetoothですが、iOS 13よりmacOSにてPacketLoggerという専用アプリを使ってデバッグできるようになりました。ビーコン開発でも利用できます。Bluetooth開発が大幅にしやすくなるでしょう。
三番目は @coffeegyunyu さんよりBluetoothパケットキャプチャのお話ー #ncmbstudy pic.twitter.com/ScmzJoHrn5
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LT
この後、二つLTを行いました。iOS 13はまだ出たばかりとあって、その新機能を試しながらどうアプリに活かせるか試行錯誤している段階にあるようです。フォントのダウンロード、アプリでの利用も可能になっており、スライドを作成したり画像編集などユーザがiOS上でコンテンツを作成するアプリで役立つ機能も追加されています。
LT 一つ目は @hcrane14 さんより フォントの話 #ncmbstudy pic.twitter.com/IXMkDEqrlb
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LT二つ目は @fumiyasac さんよりUICollectionViewCompotionalLayoutのお話ー #ncmbstudy pic.twitter.com/zuafQvswIK
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まとめ
mBaaSでは今後もアプリ開発者に役立つ勉強会を企画していきます。興味があるテーマがあればぜひ参加してください!