FJCT_ニフクラ mobile backend(mBaaS)お役立ちブログ

スマホアプリ開発にニフクラ mobile backend(mBaaS)。アプリ開発に役立つ情報をおとどけ!

非公式Java SDKでデータストアの取得に対応しました

f:id:mbaasdevrel:20190318155501p:plain

Java言語で作られているAndroid SDKですが、これはAndroidが必須である、サーバサイドのJavaでは動作しません。そこで非公式ながらサーバサイドのJavaで動作するSDKを開発しています。

基本的なデータ保存はできるようになったので、今回はデータストアの取得(1件)に対応しました。

利用法

実際のコードは次のようになります。

String applicationKey = "b34...01e";
String clientKey = "489...462";
NCMB ncmb = new NCMB(applicationKey, clientKey);
try {
  NCMBObject Hello = ncmb.NCMBObject("Hello");
  Hello.setObjectId("hZq3u8EeqULE4CBN");
  if (Hello.fetch()) {
    System.err.println(Hello.getString("message"));
  }
} catch (NCMBException e) {
  System.err.println(e.getMessage());
}

setObjectIdを使って、オブジェクトIDを指定します。そしてfetchメソッドでデータの取得をします。データ取得は同期処理になります。なるべくAndroid SDKに似せて作っています。

コードについて

コードはNCMBMania/java-sdkにあります。まだ開発中であまり機能はありません。

まとめ

データストアの保存と取得はできるようになったので、更新と検索を実装していきたいと思います。最終的にプッシュ通知の作成ができるようになれば、皆さんの実務で使えるようになるのではないでしょうか。

中津川 篤司

中津川 篤司

NCMBエヴァンジェリスト。プログラマ、エンジニアとしていくつかの企業で働き、28歳のときに独立。 2004年、まだ情報が少なかったオープンソースソフトの技術ブログ「MOONGIFT」を開設し、毎日情報を発信している。2013年に法人化、ビジネスとエンジニアを結ぶDXエージェンシー「DevRel」活動をスタート。