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端末のデバイストークンをmBaaSから取得する方法

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デバイストークンはプッシュ通知を送信する際に使いますが、デバイストークンにユーザ属性やカテゴリを付与することで、より細かな検索条件を指定してプッシュ通知を配信できます。

今回は各SDK別に、mBaaSからデバイストークンを取得する方法を紹介します。

Android

Androidは取得法がUnityと同じです。

//NCMBInstallationのインスタンスを作成
final NCMBInstallation installation = NCMBInstallation.getCurrentInstallation();

iOSの場合

iOSはメソッド名が異なりますので注意してください。

NCMBInstallation *installation = [NCMBInstallation currentInstallation];

Monacaの場合

MonacaはまずobjectIdだけが返ってくるので、それを使ってInstallationクラスを検索します。

window.NCMB.monaca.getInstallationId(await function(id) {
  const installation = await ncmb.Installation.fetchById(id);
});

Unityの場合

UnityはAndroidと同じメソッド名です。

NCMBInstallation installation = NCMBInstallation.getCurrentInstallation();

まとめ

データが取得できれば、後はそのデータにメタ情報を付与すれば良いだけです。絞り込んだプッシュ通知を配信することでより高い開封率が期待できるでしょう。ぜひお試しください。

中津川 篤司

中津川 篤司

NCMBエヴァンジェリスト。プログラマ、エンジニアとしていくつかの企業で働き、28歳のときに独立。 2004年、まだ情報が少なかったオープンソースソフトの技術ブログ「MOONGIFT」を開設し、毎日情報を発信している。2013年に法人化、ビジネスとエンジニアを結ぶDXエージェンシー「DevRel」活動をスタート。