mBaaSではエクスポート機能を提供しています。エクスポートを使うことでデータストアや会員管理、プッシュ通知などのデータをダウンロードできます。難点は処理がオンデマンドではなくバッチ処理になっていることで、申請してメールでダウンロード可能になったという連絡が来る仕組みになっていることです。
その場でダウンロードしたいという方向けにブックマークレットを提供していましたが、セキュリティ制限によって動作しなくなっていました。そこで処理を更新するとともに、データストアだけでなく、プッシュ通知やユーザ一覧などもダウンロードできるようにしました。
今回はその使い方を紹介します。
JavaScriptをコピーする
まずこちらのJavaScriptをコピーしてください。
ダウンロードしたいクラスへ移動する
次にダウンロードを行いたいクラスへ移動します。対応しているのは下記の通りです。
- データストアのすべてのクラス
- installation、roleを含む
- ファイルストア
- 会員管理
- プッシュ通知
JavaScriptを実行する
開発者ツールを開き、JavaScriptを実行します。Google ChromeであればF12であったり、Ctrl + Shift + I (Windows)やコマンド + Option + I(macOS)などで開きます。
その中のコンソール(Console)にてJavaScriptを実行してください。そうすると表示しているクラスのデータがJSONでダウンロードされます。
まとめ
定期的なバックアップに使ったり、社内のシステムと連携したりする際に利用できます。アプリ運用に役立ててください。