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サーバサイドのJavaでmBaaSにアクセスする(プッシュ通知の作成)

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mBaaSで最もよく使われる機能はプッシュ通知でしょう。今回はNCMBMania/ncmb_javaを使ってサーバサイドのJavaからプッシュ通知を作成する方法を解説します。

実際のコード

プッシュ通知の作成は以下のようなコードでできます。現状のライブラリは薄いラッパーなので、パスを自分で指定しないといけません。

String applicationKey = "d28...fc0";
String clientKey = "339...9b8";

// 配信条件
JSONObject data = new JSONObject();
data.put("immediateDeliveryFlag", true);
String[] target = {"ios"};
data.put("target", target);
data.put("message", "Hello");

// パス
String path = "/2013-09-01/push";
Signature s = new Signature();
// POSTメソッドで作成
String results = s.post(path, applicationKey, clientKey, data);
System.out.println(results);

配信条件について

配信条件はJSONObjectで設定します。パラメータについてはREST API リファレンス : プッシュ通知登録 | ニフクラ mobile backendを参照してください。

返り値について

現状は文字列が返ってきます。JSONとしてパースすればobjectIdなどが取得できます。

$ java -classpath ./json-20180813.jar:. Push
{"createDate":"2019-03-19T09:02:59.486Z","objectId":"mS3SgvQ97eKwWcha"}

まとめ

署名処理とネットワークアクセス周りができあがればmBaaSにAPIアクセスするのは難しくありません。自社データとmBaaSを連携させて、より効果的なプッシュ通知配信を目指してください。

中津川 篤司

中津川 篤司

NCMBエヴァンジェリスト。プログラマ、エンジニアとしていくつかの企業で働き、28歳のときに独立。 2004年、まだ情報が少なかったオープンソースソフトの技術ブログ「MOONGIFT」を開設し、毎日情報を発信している。2013年に法人化、ビジネスとエンジニアを結ぶDXエージェンシー「DevRel」活動をスタート。