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サーバからプッシュ通知を送信しよう【Node.js編】

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プッシュ通知を送信する場合、管理画面からビジュアル的に行う方法とAPI経由で送信する方法の二種類があります。一回送信するだけであれば管理画面から行うので十分ですが、自動化しようと思ったらAPI経由で行う方が効率的です。

サーバからプッシュ通知を送る場合、プログラミング言語は多彩に選択できます。今回は公式SDKでもサポートされているNode.jsを使った方法です。

SDKのインストール

Node.jsを使うので、まず適当なディレクトリを作成してその中で npm init を行います。

$ mkdir push
$ cd push
$ npm init

そしてSDKをインストールします。

$ npm install ncmb -S

これで準備完了です。

コードについて

初期化処理

まずアプリケーションキー、クライアントキーを使った初期化処理です。 applicationKey および clientKey はそれぞれ自分のものを適用してください。そして new NCMB を実行して初期化します。

const NCMB = require('ncmb');
const ncmb = new NCMB(applicationKey, clientKey);

プッシュ通知の送信

プッシュ通知を送信する場合には ncmb.Push を使います。配信条件をセットした後、send メソッドで送信を実行します。

const push = new ncmb.Push();
push
  .set("immediateDeliveryFlag", true)
  .set("message", "Hello, World!")
  .set("target", ["ios"]);
try {
  await push.send();
  console.log('送信完了');
} catch (e) {
  console.error('送信失敗');
}

これでプッシュ通知が送信できます。


Node.jsの場合は公式ドキュメントが充実していますので、特に使い方に迷うことはないでしょう。プッシュ通知の検索や更新、削除も可能です。

APIドキュメント

プッシュ通知 (JavaScript) : 基本的な使い方 | ニフクラ mobile backend

中津川 篤司

中津川 篤司

NCMBエヴァンジェリスト。プログラマ、エンジニアとしていくつかの企業で働き、28歳のときに独立。 2004年、まだ情報が少なかったオープンソースソフトの技術ブログ「MOONGIFT」を開設し、毎日情報を発信している。2013年に法人化、ビジネスとエンジニアを結ぶDXエージェンシー「DevRel」活動をスタート。