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非公式のRuby SDKでスクリプトの実行に対応しました

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サーバサイドやちょっとした自動操作で使いやすいRuby SDKがスクリプトの実行に対応しました。RubyからNode.js向けに作られたコードを実行したり、RubyからRubyを呼び出すなんて使い方もできます。

使い方

まずは使い方を紹介します。

# 単純なGET
script = NCMB::Script.new 'helloworld.js'
results = script.get
puts results

# GET + クエリ
script = NCMB::Script.new 'helloworld2.js'
results = script.get(query: {a: 'b'})
puts results

# POSTの場合
script = NCMB::Script.new 'email.js'
results = script.post(body: {email: 'atsushi@moongift.jp', option: 'Test', body: 'message'})
puts results

結果はJSONで返ってきます。

NCMB::Script には get/post/put/deleteの各メソッドが用意されています。引数は query/body/headerとなっています。queryはGET、bodyはPOST/PUTなどで使われるでしょう。headerはご自由にお使いください。

利用ケース

アプリ側にアップロードしてあるスクリプト用のコードをRubyからも実行できます。Node.jsのコードを再実装するのは面倒ですし、Rubyのコードをコピーするのもまた面倒に感じるでしょう。Ruby SDKからスクリプトが呼び出せれば、それだけ実装する量が減らせます。

まとめ

バージョン 0.1.6 から対応しています。何か不具合、質問などがありましたらNCMBMania/ncmb-ruby-client: A simple Ruby client for the Nifcloud mobile backend REST APIにお寄せください。

中津川 篤司

中津川 篤司

NCMBエヴァンジェリスト。プログラマ、エンジニアとしていくつかの企業で働き、28歳のときに独立。 2004年、まだ情報が少なかったオープンソースソフトの技術ブログ「MOONGIFT」を開設し、毎日情報を発信している。2013年に法人化、ビジネスとエンジニアを結ぶDXエージェンシー「DevRel」活動をスタート。