GoogleがGCM(Google Cloud Messaging)の廃止を発表しました。
The Firebase Blog: Time to Upgrade from GCM to FCM
こちらの記事ではその概要を紹介します。
概要
GCMが廃止され、乗り換え先のサービスとしてFCM(Firebase Cloud Messaging)を提案しています。GCMサーバおよびAPI自体が廃止されますので、終了となる2019年04月10日までに乗り換えが余儀なくされます。FCMへのマイグレーションはMigrate a GCM Client App for Android to Firebase Cloud Messaging | Cloud Messaging | Google Developersに詳しく書かれていますが、マニフェストファイルやbuild.gradleの修正、そして各APIに合わせた修正が求められます。
※2019年4月、Google社からのメールおよび開発ドキュメント等にて、GCMドメインは2019年5月29日(現地時間)まで利用可能である旨の記載がなされました。そのため、4月10日以降も継続して利用できる可能性があります。(2019/4/9追記)
クラウド側では新しいFirebaseプロジェクトを作成の上、GCMのプロジェクトIDを使うように設定するようです。
なお、GCMで取得したトークンはそのままFCMで使うことができますので安心してください。サーバ側ではエンドポイントを変えるだけで対応できるとのことです。
NCMBへの影響は?
現在は、FCMコンソールで作成したFCM用APIキーをNCMBに登録いただきプッシュ通知をご利用いただいております。 GCM終了に伴う対応については現在検証を進めており、最新情報についてはInformationブログなどで告知いたしますので、ご確認ください。
なお、GCM廃止を機にmobile backendへ移行されたい方は、ぜひお問い合わせよりご連絡ください! 実際にご来社いただき技術的な内容を対面でご確認いただける相談会も開催しています。
まとめ
廃止されるのはまだ一年後ではありますが、早めに動かれることをお勧めします。Parse.comが廃止された時にも、直前になって多数のお問い合わせをいただきました。
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