手元になくとも実機テスト。クラウド実機テストサービスまとめ - ニフクラ mobile backend（mBaaS）お役立ちブログ

エミュレータ/シミュレータを使ったテストは大事ですが、それでもなおスマートフォンアプリでは実機テストが欠かせません。速度的な問題やCPU/メモリが少ないために起こる不具合もあります。快適に操作できるUXはやはり実機を使わないと分からないでしょう。

しかしスマートフォンやタブレットの種類はとても多く、とても全ての端末でテストすることはできません。そこで使ってみたいのがクラウドベースで実機をレンタルしてくれるサービスです。実に300種類を越えるデバイスをWebブラウザを介して使えるようにするサービスなどがありますのでぜひチェックしてください！

Webブラウザから多様なAndroid端末を操作できます。国内の端末だけに限らず150以上の端末が利用できます。

手元の端末を操作するとクラウド上にある端末で同期実行される仕組みになります。アプリケーション、Webサイトの両方に対応しています。自動テストも可能です。

250種類以上のAndroid/iPhone、タブレット端末が試せます。iOSにおいてもSIMフリーから各キャリアの端末までテストができます。

クラウドでの実機検証はもちろん、端末のレンタルも行っています。

250を越える端末が用意されています。自動化、マニュアルテストが可能です。iOS/Android/Windows 8/8.1などのスマートフォンに加えて、デスクトップもテスト可能です。

Mac OSXをクラウドで使えるサービスです。Xcodeを使ったコンパイル、シミュレータでのテストができます。

280以上のAndroidデバイス、20以上のiOSデバイスを使ったテストをクラウド上で行えます。スクリーンショットに加えてCPUやメモリのプロファイルもできます。

300以上の実機を使ったテストが可能です。多数のテストフレームワークをサポートしているのが特徴です。

Android専門の実機テストサービスになります。

実機のテストだけでなく、UXモニタリングや継続的インテグレーションとの連携など開発からテストまでを幅広くサポートするサービスです。

テストコードをC#またはRubyで記述します。テストはiOS/Androidを問わず実行が可能です。パフォーマンスモニタリング機能があります。

300を越える実機でのテストが可能です。自動テストをサポートしています。

サムスンが販売しているデバイスについて、OSのバージョンや時間を指定して使えるようにするというサービスです。Tizenもあります。

さいごに

いかがでしたか。海外でしかない端末をテストしたり、iOSの古いバージョンでテストしたりと色々な用途が考えられます。オフショアなどで海外の開発会社を使っている場合、日本の端末でちゃんと動くかのテストに使っているケースもあります。

Android端末などは画面サイズも機能も多種多様で、全ての端末を揃えるのはほぼ不可能です。しかし不具合はそういった手の届かない端末で起こるものです。それだけにクラウドサービスを積極的に使っていきたいですね！