mBaaSで提供されている「スクリプト機能」、ご利用になったことはありますか?
・とにかくAPIを使ってみたい……
・Basicプランなので、アプリが消えないようにたまにAPIカウントしておきたい……
そんなあなたへ、ドラック&ドロップで5分以内に動かせる超簡単!なスクリプトをご紹介します。
1.スクリプトファイルの用意
まずは下記↓のスクリプトを「script.js」などの名前で保存し、mobile backendにアップロードしてみましょう!
※アプリケーションキー、クライアントキーは、それぞれご自身のキーに差し替えてください。キーは「アプリ設定」よりご確認いただけます。
module.exports = function(req, res) { var NCMB = require('ncmb'); var ncmb = new NCMB("アプリケーションキー", "クライアントキー") var saveData = ncmb.DataStore('SavedataClass'); var userSaveData = new saveData(); userSaveData.set("savedata", req.get('savedata')) .save() .then(function(items){ res.status(200).json({message: "save"}); }) .catch(function(err){ res.status(500).json({message: err}); }); }
savedataとして渡されたデータを、SavedataClassクラスのsavedataフィールドへ保存する簡単なスクリプトです。
2.mobile backendへアップロード
mobile backendのスクリプトタブで、下記のようなかたちでアップロードしましょう。
緑色の「アップロードする」ボタンでアップロードできます。
ファイル:上記で保存したファイルを選択しましょう。ドラック&ドロップでもアップロード可能です。 ファイル名:アップロードしたファイルのファイル名が入りますので、そのままでOKです。 メソッド:今回は「POST」を選択しましょう。 ファイルの状態:「実行可能」を選択しましょう。 バージョン:今回はそのままにしましょう。 パーミッション:今回は指定なしにしましょう。
3.実行
無事アップロードが完了したら、「実行」タブに移って、実際にスクリプトを動かしてみましょう!
今回は、Headerに「savedata」と「tutorial」を指定して「実行」ボタンを押してみましょう。
※「tutorial」はなんでもOKです。
「実行」ボタンを押すと、下記のようなダイアログが現れます。
「実行する」で実行しましょう。
下記のような結果がでればOKです!
※なお、もし下記のようなエラーが出た場合には、スクリプトがまだデプロイ中になりますので、数秒~1分ほど待ってから再度実行しましょう。
問題なく実行できたら、さっそくデータストアの「SavedataClass」を確認しましょう。
実際に入力したデータが入っていますね!
今回試したのは簡単なサンプルスクリプトでした。スクリプトでは、ガチャ機能の実装、チート防止、通信料削減などなど……さまざまな活用方法が考えられます!
今後とも、みなさまのアプリ開発にmobile backendをお役立てください!
なお、便利なスクリプトを開発いただいたかたは、ぜひコミュニティなどで公開いただければと思います。
タカノくんでした!