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Unity 1 Week Game Jamに参加しました!

こんにちはエヴァンジェリストの一條です。

今回は先日開催されたオンラインのゲームジャム、「Unity 1 Week Game Jam」に参加しましたので、ご報告します。

Unity 1 Week Game Jamとは

https://unityroom.com/unity1weeks

Unity 1 week Game Jamとは、タイトルの通り1週間でゲームを作るゲームジャムです。 「グローバルゲームジャム」は2日間でゲームを作るイベントですが、Unity 1 Week Game Jamは1週間あります。しかし....しかし!48時間フルに使えるグローバルゲームジャムと異なり、1週間の間にはふつうに仕事したり、寝たりと生活を続けながらやらなくてはならないため、ゲーム開発にすべて時間が使えるわけではありません。 体感の「実稼働時間」はかなり少ないです。

本ゲームジャムは、ゲームの投稿サイト「unityroom」の主催で行われています。 こちらはWebGLビルドされたUnityゲームを投稿してブラウザですぐに遊べるサイトになっています。

また、オンラインゲームジャムという側面から、基本チーム戦のグローバルゲームジャムと異なり、ひとり参加の方が圧倒的に多い印象です。 今回で第3回目の開催になりまして、テーマは「積む」でした。最終的に、なんと170タイトル以上のゲームが集まりました。

私自身とはいうと、前2回は重めの仕事が重なっていてできなかったのですが...今回、ついに参加することができました!

私の作品はこちらです。

https://unityroom.com/games/containership

脱法コンテナ積載」というタイトルでして、今回のお題「積む」に従い、ゆれる船へ限界までコンテナを積み上げるミニゲームになります。

重要なポイントとしましては、このタイトルではNCMBを使ったランキング機能を実装しています。

NCMBのUnity Web GL対応について

実は、現状のNCMB SDK for UnityはWebGLに対応していません。 しかし、昨今のゲームアプリ案件がiOS/Android/WebGLの3プラットフォーム体制に移行しつつある状況から、早めに対応しなくては。と思っていました。

そんな中Unity 1 Week Game Jamが始まったのですが、イベントに参加していた方が「ランキング機能を実装したい!」と、何と独自にREST API経由でNCMBを叩くスクリプトを開発していただきました。

Unity WebGL対応版非公式NCMBライブラリが作られています

これに非常に感銘を受け、私も同じ手段でWeb GL対応をしなくては...と考え、こちらのライブラリを参考に「脱法コンテナ積載」を開発した、というのが今回の経緯です。

さて、本流であるNCMB Unity SDKも、今後のアップデートでWeb GLに対応することを決定いたしました。 ただしこれには大きな改修が見込まれるため、公開まで少々時間がかかる見通しです。

そこで私から、NCMBMania( https://github.com/NCMBMania )で先行アンオフィシャル版をリリースすることにしました。 上記WebGL対応ライブラリの開発者である杏zさんの設計に大きく影響を受けているので、本人にも承諾をいただきつつ、 今後のUnity 1 Week Game Jam向けに、簡単な手順でランキングを実装できるサンプルをつけます。

こちらは近日中、本ブログで発表の予定ですので、改めてお知らせいたします!

Unity 1 Week Game JamのUTJによる実況番組

このジャムで開発されたゲームを、Unity Technologies Japanのntnyさん・椿さんが遊ぶ生放送が毎週土曜日の20時にTwitchで放送されています。

https://www.twitch.tv/videos/155774535

4時間近くとボリュームがありますが、ぜひご覧になって下さい!