アプリで欠かせないのがプッシュ通知です。アプリを使ってくれているユーザに最も手軽にアクセスできる手段と言えるでしょう。しかしあまり高頻度で送信するとユーザに嫌われてしまいます。
しかしそれはアプリの種類によって違います。今回はユーザがプッシュ通知にすぐ来て欲しいと考えるアプリの種類について紹介します。
メッセージ系
LINEやFacebook Messengerなどに代表されるメッセージアプリは何か発言があればすぐに通知されて欲しいと願われています。ただし最近では通知の中から返信できるようにもなっており、アプリを開くまでの手間すら余計に感じられてしまいます。
Slackのようなグループチャットの場合、発言する度に通知が来るのは問題です。そのため設定画面を使って、どういった時に通知して欲しいかを細かく設定できる必要があります。
生活系
電車の遅延などの交通情報、ゲリラ豪雨の通知などが該当します。生活に密着したアプリであればあるほど望まれます。ただしユーザと関係ない電車の遅延を送っても意味がないように、ターゲットを絞り込まなければ意味がありません。
電車などの場合はあらかじめ使うものを登録してもらったり、天気であれば位置情報を使って通知するのが一般的です。
ゲームのイベント
スマートフォンゲームのイベントをいち早く知りたいという要望は強くあります。ゲーム内で使った体力が回復したタイミングで通知して欲しいという声もあります。回復したタイミングでの通知はサーバサイドではなく、ローカルのプッシュ通知を使うことが多いです。
イベントの開始では個別配信ではなく、ユーザ全体に配信されることが多くなっています。その際、サーバ側へのアクセスが集中する恐れがありますので一気に配信するのではなく複数回に分けて配信するのが良いでしょう。
メール
メール自体が通知に似ていますが、メールアプリに届いたことを通知して欲しいというのは自然でしょう。メールはプッシュ通知に比べると文字が長くなりますので、その場で返信するというのはほぼありません。メールアプリに移動して内容を読むのが一般的です。
同じように即時通知して欲しい内容であっても、配信対象やその後のアクションが変わってきます。ニフティクラウド mobile backendでは配信対象を絞り込んだプッシュ通知や位置情報を使ったプッシュ通知など細かな配信設定に対応しています。
ぜひプッシュ通知を使いこなしてユーザビリティを高めてください。