プッシュ通知は従来のマーケティング手法で言えばメールマーケティングに相当します。つまり一度配信してしまうと、後から取り消すのが難しい拡散方法ということです。そのため企業によっては一旦承認フローを経てからプッシュ通知を送りたいという要望も聞かれます。
そこで独自のプッシュ通知管理画面を作成して、承認フローを経るようにしてみたいと思います。作成していく過程をステップを踏んで説明していきますので、自社のフローに合わせてカスタマイズしてみてください。
今回はプッシュ通知作成画面について紹介します。コードはNCMBMania/pushManagerにて公開されていますので確認してください。
プレビュー機能
iOS/Androidの枠に当てはめる形でプッシュ通知が届いた時の表示をプレビューできるようになっています。こちらがiOS版。
こちらはAndroid版。なお、厳密な再現をしている訳ではありませんのでご注意ください。
複数メッセージ作成機能
メッセージは一度に複数作成可能です。
日時指定配信対応
即時配信または日時を指定したプッシュ通知の作成が可能です。配信日時も複数指定可能になっています。
配信期限設定
配信期限は28日までの範囲で指定できます。
パーミッション設定
プッシュ通知にパーミッションが指定できます。なお、自分たちが更新できない権限設定にしてしまうと管理画面からしか更新できなくなりますのでご注意ください。
セグメントを作成、保存
プッシュ通知の配信条件をセグメントとして保存しておけます。セグメント名を付けることで、繰り返し同じ対象者に対してプッシュ通知が配信できます。
もちろん管理画面のようにプッシュ通知の配信先をダイナミックに設定もできます。
基本的な使い方は管理画面のプッシュ通知作成画面と変わりません。メッセージや配信日時が複数作成できるようになっていたり、セグメントの保存ができるようになっているのが異なる点です。
これからこのプッシュ通知作成画面を徐々に作り込んでいきます。
コードはNCMBMania/pushManagerにアップロードしてありますので実装時の参考にしてください。