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データクラスのエクスポート用アプリを作成しました

先日の記事ではncmb-cliを使ってデータクラスのエクスポートを自動化する方法を紹介しましたが、担当者が日々手動で実行すれば十分といった規模の場合もあるでしょう。

そこでHTML5でデスクトップアプリケーションが作れるElectronを使ってエクスポート機能を持ったアプリを作成しました。

インストール

こちらにリリース版を置いてあります。WindowsとmacOSで必要な方をダウンロードしてください。

準備

データストアで Export というクラスを作成してください。そしてNameフィールドを作り、そこにエクスポートできるクラス名を入力します。この時、ロールを使うことで担当者ごとにエクスポートできるクラス名を制限できます。

使い方

まず起動すると設定が求められます。以下の情報を入力してください。

  • アプリケーションキー/クライアントキー
  • ユーザ名/パスワード
  • CSVファイルの保存場所

ユーザ名、パスワードを入力しなくても使えますが、その場合は全員に公開されているデータしか読み取れません。これらのデータはローカルに保存されますので二回目以降の起動では聞かれません(再設定は可能です)。

キーを設定するとExportクラスを検索してエクスポート可能なクラス名を一覧します。この中からエクスポートしたいクラス名を選択してください。一番上にあるチェックボックスをつけると全クラスが選択されます。

後はエクスポートを実行します。クラス毎に実行状態が表示され、処理が完了すると設定で指定したディレクトリ以下にCSVファイルが保存されます。

処理終了時の表示です。


まだ開発中なので不具合があるかも知れません。その際にはNCMBMania/NCMBDownloaderへご連絡ください。アプリのコード自体もアップロードされていますので、自社に合わせたカスタマイズも行ってもらえます。皆さんのアプリ運用に役立ててください。