データストアではカラム毎の型指定はできないので、ある処理の時だけ型が違う状態で保存してしまうと、検索に出てこなかったり、それが切っ掛けになって不具合に繋がる可能性があります。
以前データストアの型を可視化するブックマークレットを作りましたが、それの応用として表示されている全データの中で、型が異なるものだけをピックアップするブックマークレットを作りました。
準備
こちらのページにあるデータストアピックアップ、と書かれたリンクをツールバーに追加してください。
使い方
後はデータストアで任意のクラスを選択して、データが表示されている状態でツールバーにあるデータストアピックアップをクリックします。
少し待つと、赤いアイコンが表示されます。このアイコンが出たデータは同じカラムにあるデータと型が異なるものです。比較は各カラム単位で行われています。
解説
データストアには次の型が存在します。
- 文字列
- 数値
- 真偽値
- 配列
- オブジェクト
- 日付
- 位置情報
この内、オブジェクト/日付/位置情報はすべてJSON形式となっています。違いとして、_type というキーを持っており、日付(Date)と位置情報(Geo)が値になっています。それらがあれば日付や位置情報であると判断できます。それ以外のJSONデータはオブジェクトということになります。
表示されている全データについて、各行毎に型を判定します。そして、最も多い型のものは無視し、それ以外の型と判定されたデータについて赤いアイコンを付与しています。
以前のブックマークレットを使っても型が異なるデータを探すことはできますが、目検でアイコンの色を判断する必要がありました。このブックマークレットの場合、型を調べると言うよりは型が異なるデータを探すだけに特化しています。目的に応じて使い分けてください。