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『はい!こちらネコ屋台です。 by MapFan』プロデュサーインタビュー mobile backendゲーム活用事例

こんにちは、 ニフティクラウド mobile backend エヴァンジェリストの一條です。

ゲームアプリの ニフティクラウド mobile backend (以下、 mobile backend )活用事例ご紹介のコーナ、今回はインクリメントP株式会社の『はい!こちらネコ屋台です。 by MapFan』シリーズでの利用についてインタビューしました。

放置ゲー+位置ゲーの『こちネコ』シリーズ。私もプレイしていまして、出張のたびに新幹線の中で延々遊んでおります...!その開発には mobile backend がどう役立ったのか?プロデューサーの”地図会社で働くお兄さん“にお話を伺いました。

tz9wimgm_400x400 お兄さん近影

『はい!こちらネコ屋台です。 by MapFan』シリーズの概要についてお教え下さい。

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移動しなくても遊べる位置ゲームというコンセプトで、カジュアルゲームのライトさと、位置ゲームの新しさを組み合わせたカジュアル位置ゲームになります。また、重厚なストーリーも大きな特徴となっており、最後までじっくり楽しんでもらいたいと思っています。

はい!こちらネコ屋台です。 by MapFan

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左様!こちらネコ屋台でござる。by MapFan

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今回、 mobile backend を選んでいただいた理由は何でしょうか?

本アプリは面白法人カヤックさんと共同開発で行いまして、アプリ本体の実装開発を行っていただいておりますが、本アプリのリリース後は非エンジニアである私が1人で管理画面からプッシュ通知や運用保守を行いたいと考えていましたので、その流れから「管理画面が見やすく扱いやすいか」という観点を踏まえてmobile backendを選びました。

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mobile backend の管理画面は日本語ですよね。 実は別のサービスも採用を迷っていたのですが...、そちらは管理画面のUIが全て英語だったため、島国育ちの私はニフティさん一択でした。

どの機能を中心的に利用されていますか?

プッシュ通知と、データストア、ファイルストアになります。主にゲーム内のイベント機能部分に使っています。 また、ファイルストアは「よろずや」(アイテム課金メニュー)のバナー画像の差し替えも使っています。

この仕組みを導入したことで、アプリ本体をアップデートせずにバナー画像を変更できるようになっています。 会員管理・認証機能にも非常に興味がありましたが、開発状況を鑑みて見送りました。

kochineko_store 「よろずや」のアイテム一覧とバナー画像

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「位置ゲー」との相性はいかがでしたか。また、「位置ゲー」向けに欲しい機能はありますか?

データストアに位置情報を持たせたリストを格納できるので、現在地から周辺の該当スポットを取得するのに便利でした。 弊社は地図会社ということもあり、俗にいうポータルを自社で用意することができますが、そうでないユーザー向けにNCMB内で購入できたら面白そうですね。

NCMB for Unityの「位置情報検索」についてはこちら: http://mb.cloud.nifty.com/doc/current/geopoint/basic_usage_unity.html

その他、 mobile backend へのご要望がありましたらお聞かせ下さい。

個人的にはExpertプランはハイスペックすぎるので、超ミニマムなLightプランを用意頂きたいと思っています。またその際、サービスを続けながらプランをダウングレードできるようになってもらえると嬉しいです。

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今後の『こちネコ』シリーズに関する展開、またはMapFanのサービスについて告知などはございますか?

「こちネコ」というコンテンツを大切にチャンスがあれば続編や、新しい展開をしていきたいです。 また、位置情報ゲームに注目が集まっている昨今、長らく地図サービスを運営してきたMapFanとして、開発会社様に有益なデータやサービスを提供できるように精進してまいりますので、今後ともMapFanと「こちネコ」をどうぞよろしくお願いいたします。

インタビュー後記

いかがでしたでしょうか? mobile backend の持つ位置情報の検索機能を活用した、「位置ゲー」の事例でした。

なお、インクリメントP社は本アプリでも活用した観光名所などの位置情報を、法人向けに「スポットデータ」として販売されています。 http://www.mapfan.com/houjin/db/point.html

また、「ファイルストア」機能の活用事例として、アイテム課金画面のバナー差し替えについては、自分でもデモを作ってみようかと思っています。

そして、アプリのリリース元とディベロッパーが分担・協業する中で、管理画面を活用して、リリース後のアプリを運営されている点も興味深く思いました!カジュアルアプリの運営を円滑に。ぜひ、みなさんもお試しください。