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O2Oを支える場所検出技術まとめ

O2O(オンライン to オフライン)にはインターネットだけでは完結しない技術が複数組み合わさっています。特に大事なのが場所を特定する技術です。今回はそんな顧客の場所を特定するための技術を紹介します。

GPS

まず基本となるのが位置情報ではないでしょうか。スマートフォンであればGPSが内蔵されていますので簡単に位置情報が取れます。3G/LTEだけでは精度が低いですが、WiFiも有効になっているとかなり高い精度で場所が分かります。

ただし位置情報は屋内では弱いのが欠点です。そこで屋内でも位置情報が取れるような技術が幾つか開発されています。

屋内位置情報

国内であればTagCastが知られています。また、Yahoo! JapanはIndoorAtlasと提携し、サービスを提供しています。他にも海外ではEstimoteなどがあります。

Bluetooth LE

Bluetooth LEを使ったサービスとしてはビーコンがよく知られています。iOSであればiBeaconになるでしょう。Bluetooth LEは低消費電力なので、ボタン電池一つでも数年持つものもあります。そして、ビーコン自体は信号を発するだけで、特に情報は持っていません。その分作りがシンプルであり、低消費電力につながっています。

ビーコンの信号を受け取ったスマートフォンはそのIDを使ってアプリを特定し、通知を表示する仕組みです。iBeaconなどはローカル通知であり、サーバサイドに接続しません。そのため、検知対象になるビーコンのIDをあらかじめアプリの中に入れておく必要があります。

サウンド

Bluetoothの欠点として、Bluetoothを有効にしていないと使えないという問題があります。また、一般ユーザはその設定がどこにあるのか、どうして有効にしなければならないのかなどが分かりません。消費電力を少しでも抑えるために無効にしている人も多いでしょう。

そこで注目されているのがマイクを使ったビーコンです。日本ではYAMAHAのINFOSOUNDが知られています。スピーカーから出るもモスキート音(人には聞こえない帯域の高音)を発信し、その音をスマートフォンで拾うことでビーコンとして動作するものです。

指向性スピーカーを使ったり、音量を調整することで限定的な領域に対してビーコンを提供できます。Bluetoothは指向生がないこと、壁なども越えてしまうといった点も音を使ったビーコンとの違いになります。

ただしスマートフォンでデフォルトでサポートされている方法ではないため、アプリを起動かつフォアグラウンドで動作していなければならないという問題があります。

NFC

via File:Tappr Card Reader NFC.jpg - Wikimedia Commons

日本ではおサイフケータイやSuicaなどでよく使われている技術です。スマートフォンではAndroid端末でNFCが使えるものは多いですし、iOSではApple PayにおいてNFCが提供されています。ただしiOSではアプリ開発者が自由に使えるものではありません。


O2Oの要になるのはユーザがどこにいるのかを特定することと言えます。GPSを使った位置情報、ビーコン、NFCという順番で距離が近づいていきます。マーケティング施策によって、技術選定をしましょう。