ニフクラmBaaSお役立ちブログ

スマホアプリ開発にニフクラmBaaS。アプリ開発に役立つ情報をおとどけ!

iOS 9でのプッシュ通知の変更点まとめ

iOS 9が正式リリースされました。これに伴いiOS 7のサポートを止め、iOS 9の新APIを活用するアプリも増えていくのではないでしょうか。iOS 9では全くの新しい機能もありますが、既存の機能についても修正が加えられたりAPIが追加されていたりします。今回はプッシュ通知周りので変更点を紹介します。

プッシュ通知の回答でテキストインプットが表示できる

iOS 8ではプッシュ通知に対してアクションの指定が可能で、返信や削除などのアクションを指定した上でアプリに飛ぶことができました。今回、iOS 9からはプッシュ通知の中から返信を書くようなテキストインプットの表示がサポートされました。

これはチャットアプリなど、一行程度で返信を書けるアプリで便利な機能かと思います。ただしiOS 8とiOS 9で振り分けをしておかないといけないのでご注意ください。

プッシュ通知から開いていたアプリに戻るのが簡単になりました

プッシュ通知を開くとそのアプリに飛ばされてしまい、元々開いていたアプリに戻るにはホームボタンを押したりするなど手間がかかりました。そのため急ぎでもない限り、プッシュ通知をスルーしてしまっていたのではないでしょうか。

iOS 9からはステータスバーのところに元々開いていたアプリに戻るためのラベルが表示されるようになりました。これをタップすると前のアプリに戻れます。この機能でプッシュ通知を気軽に開けるようになりそうです。

プッシュ通知の確認ダイアログが出しやすくなった

これは主に開発者向けですが、アプリを再インストールをするだけでプッシュ通知の確認ダイアログが出るようになったようです(via Swift - iOS 9からAPNSデバイストークンがアプリインストールの度に変わるようになったようです - Qiita)。これまで端末の日時設定を変えたり、2回再起動が必要だったりととても面倒だったのですが、これによってアプリの再インストールだけでよくなります。開発時の確認がとても楽になりそうです。

デバイストークンのサイズが変わります

今はデバイストークンが32byteですが、100byteまで広がるとのことです(2016年より)。余裕をもったデータベースサイズであれば問題ありませんが、データベースや入力値の検証など、設計次第ではご注意ください。

APNsのフィードバックサーバがHTTP/2に

この変更によって複数のレスポンスを一気に受け取れるようになるようです。大量のトークンを持っている場合など、検証にかかる時間が短くなるかと思います。

Payloadのサイズが拡張

プッシュ通知の中に含められるPayloadのサイズが2KBから4KBへ倍に拡張されます。ただしiOS 8以前の場合は2KBのままなので、OSごとにメッセージを変えたい場合限定といったところでしょうか。

証明書が一つに

DevelopmentとProductionで証明書がそれぞれ必要でしたが、一つの証明書に統一されるようです。これはiOS 9に限らず適用されると思われます。


ごく単純な機能しか持っていないように見えるプッシュ通知においても新しい機能がどんどん増えています。それらを使いこなすことでユーザの活性化であったり、コンバージョンの増加につなげられることでしょう。見逃さず、自分たちのアプリに使える機能はないか検証してみてください。

New Call-to-action