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まるで魔法?2Dを3D化する技術&サービスまとめ

e-mote

ゲームの肝と言えばグラフィックスです。スマートフォンやタブレットにおいても性能が向上しているため、3Dコンテンツが続々増えています。しかし3Dグラフィックスを一から作成するのはとても工数がかかるでしょう。

そこで今回は2Dグラフィックスを3Dへ変換してくれる技術、ソフトウェアに注目したいと思います。この技術が発展すれば、これまでの2Dグラフィックス制作技術を活かした3D素材作成が可能になりそうです。

Live2D

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2Dの絵をそのまま立体化することで、元々のイラストにあった個性、タッチ、線をそのまま3Dとして表現できるようになっています。イラストに変更を加えることなく、表情を変化させたりまばたきさせたりすることが可能です。

イラストはポスターやPOP、電子書籍などに、Live2Dによる3Dモデルは映像やゲーム中での活用が考えられます。ゲームはもちろんUnityに対応しています。1つのデータから多ジャンルへ活用できる技術になります。

Live2D

E-mote

e-mote
2Dのキャラクターに立体的な動きをつけられるようになります。表情、向き、手足の動作を簡単に制御できます。PSDから読み込みが可能で、8種類のパーツを組み合わせることで表情やポージングを自在に設定できるようになります。Unity向けドライバも提供されています。

髪の毛やアクセサリーの揺れなどは物理演算により自動的に設定されます。表情についても自動で計算されますので、パラメータの設定によって作成できるようになっています。

キャラクターアニメショーンツールE-mote

Light Fields

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こちらは商品という訳ではなくディズニーのリサーチから。写真データを元に3D化するLight Fieldsという技術になります。複数の写真からオブジェクトの奥行きを得ることで立体化しています。

特徴としては高解像度の写真を使っているため、3Dについても高精度で作成されていることでしょう。水平の撮影した写真が基本ですが、手持ちで撮影した動画からも3Dモデルが作成できるようです。

Disney Research » Scene Reconstruction from High Spatio-Angular Resolution Light Fields

Photosynth

Photosynth
Photosynthはマイクロソフト社が2006年くらいから開発、公開している技術で、写真から3Dモデルを生成する技術になります。多くの写真からマッチングを行うことで立体的なモデリングを行います。

マッチングを行うため、多くの写真が必要になりますが有名な建設物などはあらゆる角度から写真が撮られ、インターネット上に存在しますのでまさに今風な技術と言えるかも知れません。

Photosynth - Capture your world in 3D.

Sprite Lamp

Sprite Lamp
2Dのドット絵に対して照明をあてることで立体的に、より臨場感を出すためのソフトウェアになります。Kickstarterで出資を募集し、見事成立しています。

単純なドット絵では平面的ですが、照明をダイナミックに変化させることで浮かび上がったような表現が可能になっています。

Sprite Lamp - Dynamic lighting for 2D art by Finn Morgan — Kickstarter

PhotoScan

PhotoScan
被写体になるモデルを写真に撮り、それを解析して3Dモデルを作成します。各写真を60%程度重ね合わせつつ撮ることがより精度の高いモデル作成につながるとのことです。写真を撮影するのは普通のデジカメ(500万画素以上)とのことで、iPhoneなどのカメラで十分そうです。

写真を読み込んだ後、マスクを作成するとより高精度になるとのことなので、白バックやブルースクリーンなど被写体以外の要素を写真内に入り込ませない方が良さそうです。

Agisoft :: PhotoScan :: OakCorp WEB

Autodesk 123D Catch

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PhotoScanと同じく写真から3Dモデルを作成します。iOS/Android向けのアプリもリリースされており、カメラを使って目の前のオブジェクトを3Dモデルに変換できるようになっています。さらにそれをアプリ、オンラインでシェアできるようになっています。

写真はより数が多い方が滑らかにモデリングが可能になるようです。またPhotoScanと同様に被写体だけに限って撮影した方が綺麗にモデリングされるようです。

Autodesk 123D Catch | 3d model from photos

さいごに

いかがでしたか。2Dという平面の素材を立体化するのは技術的には大変ですが、それができると既存のコンテンツ利用の幅を大きく広げることができます。またイラストをそのまま3D化できると、改めて作った場合に比べると質感が失われず、イラストのタッチも活かせるようになります。

Live2DやE-moteのようなサービスはUnityにも対応しており、イラストタッチのゲーム開発にも対応しています。表情を変えたり、まばたきをしたりとよりリアルな質感のゲームが開発できるようになるでしょう。