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継続率を高めるためにできる施策

アプリはWebのように検索してたどり着くのではなく、アプリストアからダウンロードしないといけません。そのためインストールまでの敷居がとても高く、それでいて一度離れたユーザはなかなか戻ってきてくれません。

そこで大事なのが息長く使い続けてもらうための仕組みです。今回はダウンロードを延ばすのではなく、ダウンロードしたユーザにいかに継続的に使ってもらい続けるかについて紹介します。

燃え尽き症候群にさせない

特にゲームの場合にありがちですが、最初の数日に一気に遊んで一気に飽きてしまうという問題があります。最近ではあればPokemon Goにその傾向があります。アプリの初期リリース時にはまだ機能がすべて揃っていないことがあります。その足りない機能の中には継続的に楽しんでもらえる仕組みが含まれるかも知れません。そうなるとすぐに遊びきった感が出てしまって、すぐに遊ばれなくなってしまうでしょう。

防ぐための仕組みとして、あえて遊べる時間を制限してしまうという方法があります。多くのスマートフォンアプリでは課金のための時間制限ですが、継続性を高める上でも使えるはずです。

常に変化する

毎日同じ作業の繰り返しではすぐに飽きてしまいます。定期的な変化が新しい刺激を生むのです。特に個人で使うアプリにおいてこの傾向は強くあります。例えば英単語学習アプリなども、最初の数日こそ興味を持って取り組めますが、数日すると同じ作業の繰り返しでは飽きてしまいます。

解決するための方法としてバッジ機能、ソーシャル機能などがありますが、どちらも多くのアプリで組み込まれているため物珍しくなくなっています。アプリの特性によりますが、どれくらいの頻度で起動しているかによって、その5回目には変化が感じられるくらいの頻度がいいのではないでしょうか。

特に最初の数回の起動は毎回変化が感じられるくらいの方がいいでしょう。

上級者と初級者を分ける

アプリがリリースした直後は全員初心者ですが、運営を重ねるうちに上級者が出てきます。アプリにランキング機能があったとして、常に同じ上級者が並んでいたらチャレンジしたいと思わなくなってきてしまいます。ランキング機能は上位者にとってはインセンティブになりますが、初級者にとってはデメリットになる可能性があります。

初級者が常に初級者として楽しめる仕組みが必要です。一つは上級者と初級者を分けてしまうという手があります。もう一つは上級者が初級者をサポートしてあげるような仕組みを作ります。ただし多くの上級者にそういった意識はないでしょう。あるアクティビティの高いユーザの存在が他のユーザにとって阻害要因になるというのはよくある話です。

自分事にする

誰しも自分と関係しないものであればすぐに興味を失ってしまうものです。そうならないために、情報がユーザ自身と密接に関係していることをアピールしなければなりません。それはユーザ名、コンテンツ、ソーシャルなど様々な手法があります。

ただし自分事を強調しすぎると、何もしなくても良く感じてしまうことがあったり、一時期離れてしまうともう一度再開するのが億劫に感じるようになります。例えばジョギング管理や英語学習アプリなどが相当するでしょう。

定期的に開く仕組みを用意する

毎日開くアプリというのはそうそう多くはありません。多くのアプリがMAU(マンスリーアクティブユーザ)を見ている通り、1ヶ月に1回開いてもらえれば十分と考えているものです。そのため無理に毎日継続してもらおうとするのではなく、忘れない程度に期間を空けつつアプリを立ち上げてもらうくらいのが良いでしょう。

分かりやすいのは毎月同じ日付に開くように促したり、同じ曜日に開きたくなる仕組みを設けることです。そうやって緩い習慣づけができるようになると、ユーザは飽きずにアプリを使い続けてくれるようになります。

プッシュ通知を使いましょう

いずれの施策を考えた場合にもプッシュ通知を使うことでアプリを思い出してもらったり、最近のアップデートが届けられるようになります。その際には一気にすべてのユーザに対して送るのではなく、グルーピングしながら送ってみるのが良いでしょう。そして毎回メッセージを変えて、一番刺さるものを採用していきましょう。

ニフティクラウド mobile backendではプッシュ通知機能はもちろん、配信対象の絞り込みや開封率の測定がサポートされています。ぜひアプリの利用率向上のためにmBaaSを活用してください。

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